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蓮實重彦
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2,750円(税込)
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映画の未来は、革命の未来がそうであるように、きわめて不明確である。批評史上の必読論文に最新辞表、海外誌へ寄稿した<年間ベスト10>2001-23年他を収録した超豪華版!書き下ろしラオール・ウォルシュ論、伝説のロマンチック・コメディー論『スクリューボールまたは禁止と推奨』、異色の連フィルム=ソ連映画史「署名の変貌」、ロッセリーニのイタリア映画史からルノワール、ゴダール、オリヴィエラをめぐりライカート、黒沢清、濱口竜介の新作へー▽収録作映画の「未来」に向けてスクリューボールまたは禁止と奨励 ハリウッド30年代のロマンチック・コメディーオーソン・ウェルズはたえずフィルモグラフィーを凌駕しつづける「黒さ」の誘惑 リタ・ヘイワースの曖昧さはいかにして「フィルム・ノワール」を擁護したかこれは、「黄昏の西部劇」である以前に、映画の王道に位置づけらるべき作品である サム・ペキンパー監督『昼下りの決斗』ロッセリーニによるイタリア映画史/ロベルト・ロッセリーニを擁護する/娘のイザベラを使って、ロッセリーニに『イタリア旅行』のリメイクを撮らせたくてならなかった/ジャン・ルノワール論のために/レマン湖の畔にて ゴダールにとっての―あるいは、ストローブにとっての―スイスについて/署名の変貌――ソ連映画史再読のための一つの視角/寡黙なるものの雄弁 ホー・シャオシェンの『戀戀風塵』吹きぬける風のかなたに「黒衣の刺客」タイプライターとプロジェクターに護られて/ここでは、魂と肉体とが、奇蹟のように融合しあっている「アンジェリカの微笑み」歳をとらずに老いるということの苛酷さについて ペドロ・コスタ『ホース・マネー』このホークス的なコメディは、文字通りの傑作である ウェス・アンダーソン監督『犬ヶ島』十字架 シャワー 濡れた瓦…… 『ヴィタリナ』をめぐってペドロ・コスタに訊いてみたい三つのことがら抒情を排したこの寡黙な呟きに、ひたすら耳を傾けようではないか ―ケリー・ライカート小論―黒沢清『スパイの妻』『蛇の道』/濱口竜介『悪は存在しない』/映画の「現在」に向けて ゴダールの『奇妙な戦争』に触れて思うこと▽海外誌へ寄稿した<年間ベスト10>2001-23年収録!▽著者について仏文学者、映画批評家、文芸批評家。1936年、東京都生まれ。東京大学仏文学科卒業。パリ大学にて博士号取得。東京大学教授を経て、東京大学第26代総長。78年、『反=日本語論』で読売文学賞、89年、『凡庸な芸術家の肖像』で芸術選奨文部大臣賞、2016年、『伯爵夫人』で三島由紀夫賞を受賞。1999年にはフランス芸術文化勲章コマンドールを受章する。著書に『フーコー・ドゥルーズ・デリダ』『夏目漱石論』『監督 小津安二郎』『表層批評宣言』『「ボヴァリー夫人」論』『ショットとは何か』『ジョン・フォード論』他多数がある。