震災ゴジラ! 戦後は破局へと回帰する

佐藤健志

  • BOOK
  • 売切
  • (注文不可)

1,980円(税込)

※5,000円(税込)以上買うと送料無料!新品でも中古品でもOK!

ご注文できません
レーベル
国(Country)
JPN
フォーマット
BOOK
規格番号
通販番号
9784434183300
発売日
2013年09月26日
EAN
9784434183300
  • LINE

  • メール

商品詳細情報

◆目次
序章 原発、廃墟、そしてゴジラ
第1章 虚妄の国の自滅願望
第2章 「戦後」の時間は終わらない
第3章 時には親を殺す子のように
第4章 犬死からの出口はあるか
第5章 幽閉された日本国憲法
第6章 戦後日本の政治的エロス
第7章 『崖の上のポニョ』の真実
終章 復興とは歴史に筋を通すこと
◆内容紹介
2011年、われわれは震災に見舞われたのではない。ゴジラに襲われたのだ!これをコジツケと考えてはいけない。
 東日本大震災は、巨大な物理的被害をもたらすだけでなく、戦後日本が抱える虚妄を暴きだす出来事だった。つまりわれわれは、何がリアルで、何がリアルでないのか分からない状況に置かれている。
ならば「映画の中の存在だったゴジラが現実に出現、東北を襲った」という視点こそ、3・11の真実を的確にとらえたものと言えよう。あれを単なる「震災」と見なす方が、じつは間違いなのである!
現実が虚妄と化した現在、景気回復ごときで日本再生が達成されるはずはない。この国を本当に取り戻すには、一体何が必要なのか?
1992年の『ゴジラとヤマトとぼくらの民主主義』いらい、虚構と現実の枠を越える形で、時代や社会を分析してきた著者による衝撃の最新作。
 気鋭のデザイナー・森好美によるイラストも、日本の現状を端的にえぐり出す(カバー画像の下にギャラリーあり。本文の抜粋も読めます)。
「われわれは日本滅亡を望んでいる?!
3・11は始まりにすぎない。真の破局、いや敗戦はこれからだ!」
◆内容(「BOOK」データベースより)
戦後は虚妄であり、われわれは新たな亡国を願っている!震災いらい、この真実を隠すのは不可能となった。日本を取り戻すと安易に説けば、破局の風立ち、ゴジラも笑う!歴史にきちんと筋を通せ、それが未来への唯一の道。
◆著者について
1966年東京生まれ。1989年、戯曲『ブロークン・ジャパニーズ』で文化庁舞台芸術創作奨励特別賞を受賞。小説『チングー・韓国の友人』を発表後、作劇術の視点に基づいた独自の評論活動を展開。著書に『夢見られた近代』『本格保守宣言』『未来喪失』など。編訳書に『新訳 フランス革命の省察』がある。
ラジオ番組を制作し、DJを務めた経験も。最近は社会分析とダンスの融合を試みており、インターネットに画像が配信されている。
◆著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
佐藤/健志
1966年東京生まれ。1989年、戯曲『ブロークン・ジャパニーズ』で文化庁舞台芸術創作奨励特別賞を受賞する。作劇術の観点から時代や社会を分析する独自の評論活動を展開。2009年~2011年、ラジオ番組『サウンドトラックス・インターゾーン』で、台本・選曲・DJの三役を担当。2013年からは社会分析とダンスの融合を試みており、インターネットに動画が配信されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)