ナイトフライ 録音芸術の作法と鑑賞法

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2021.12.20

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商品詳細情報

※本書は、2014年7月に刊行されました。
 

音楽ファン待望の、
音楽プロデューサー・冨田恵一(冨田ラボ)による初の音楽書!
ポップ・マエストロ、冨田ラボが

名盤を味わいつくす!

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栗原裕一郎+大谷能生 著『ニッポンの音楽批評150年100冊』にて、150年の100冊に選出されています!
現代ビジネスにて、『ナイトフライ 録音芸術の作法と鑑賞法』の著者、冨田恵一さんと『リズムから考えるJ-POP史』のimdkmさんの対談が掲載されました! 取材は柴那典さんです。

POPEYE」(2018年6月号)「音楽と本の話。」にて紹介されました。
AOR AGE」Vol.8にて著者インタヴュー掲載!
レコード・コレクターズ」(2017年9月号)ドナルド・フェイゲン特集、巻頭にて著者インタビューが掲載!
DENON Offical Blogにて書評が掲載されました!
丸善ジュンク堂の冊子「書標」(2016年8月号)、「愛書家の楽園」にて紹介されました!尾方邦雄(みすず書房)さんによる選書です。
横浜国立大学の入学試験問題に採用されました!

日本経済新聞
(2015.8.5夕刊)にて著者インタヴューとともに紹介されました!
読売新聞(2015.3.20)朝刊の文化面に著者インタヴューとともに紹介されました!
CROSSBEAT YEARBOOK 2014」、BEST SELECTION2014音楽関連書籍にて2位に! 栗原裕一郎さんの選です。
青野賢一さんの連載「
音楽家は服を着る」(第22回)にて紹介されました!
週刊読書人」(11/7)にて書評が掲載されました!評者は栗原裕一郎さんです。
レコード・コレクターズ
」(10月号)にて書評が掲載されました!評者は大和田俊之さんです。
ミュージック・マガジン」9月号にて書評が掲載されました!評者は長谷川町蔵さんです。
intoxicate」vol.111にて書評が掲載されました。評者はタナカシンメイさんです。
WHAT's IN?
」9月号にて著者インタヴューが掲載されました!
サウンド&レコーディング・マガジン」(9月号)に書評が掲載されました!評者は横川理彦さんです。
Real Soundにて著者インタヴュー<冨田ラボが語る、録音芸術の価値「スタジオでの録音は途轍もなくおもしろい」>が掲載されました!聞き手は宇野維正さん。
CINRA.NETにて紹介されました!
Player」7月号にて紹介されました!


音楽の〈聴き方〉が変わった!と大好評。

音楽誌のみならず、「日本経済新聞」「読売新聞」などの文化面でも話題を呼んだ名著。

「本書は《The Nightfly》を題材に、20世紀の録音芸術が
 どのような技術と工夫のもとに作られたのかを、
 誰にでもわかるように解説した。
その豊かな芸術性を理解するヒントになれば、
これほど嬉しいことはない。」 (「はじめに」より)

ポップ・マエストロ、冨田ラボが
名盤を味わいつくす! 

「宇宙旅行に一枚だけ持っていくアルバムは?」と聞かれたら
「ドナルド・フェイゲンの『The Nightfly』」と答える。
 僕にとってこの本は宇宙の真理を説いた書である――大根仁(映像ディレクター)



<目次>
はじめに 繰り返し鑑賞できる芸術作品を味わうために

序章 70年代から80年代へ Gaucho and Since Then
制作工程の変化と質感の変化
生演奏とプログラミングの真に異なる点とは何か?
個別のトラッキングによって見えづらくなった音楽的指針
80年代に新鮮だった音楽

1章 時代性と普遍性 ナイトフライ概要
《Nightfly》の持つ強度
歌詞と旋律と和声
工程が分断されないことの強み
シンプルなフォーム
和声とジャズ
なぜレコーディングは長期化するのか?
ヴォーカルの訴求力
デジタル・レコーディングの黎明期
打ち込みによるアルバム
時代性と普遍性を併せ持つ名盤

2章 効果と手法の因果関係を探る ナイトフライ各曲解説
I.G.Y. ポップであるということ
Green Flower Street SDマナーと80年代的解釈
Ruby Baby カヴァー曲の演出
Maxine なぜバラードを書いたのか?
New Frontier シングル・カット曲の意味
The Nightfly 変形ブルースをパターン認識したフェイゲン
The Goodbye Look 定形ではないフォームが絶大な効果を生む
Walk Between The Raindrops アルバムをどう終えるか?

3章 プロデューサー論 カッツに関する誤解
正しい方法論
〝プロデューサー〟という曖昧な表記

4章 エンジニア論 シャイナーとニコルズ
音のコンサルタント

5章 基準値0のコンセプト 同時代アーティストの82年、そしてナイトフライが残したもの
1982年
80sサウンド~音色と音楽語法
フェイゲンの空白
感情を伝える
《Nightfly》が与えた影響

あとがき

コラム1 なぜ音楽家はテクノロジーにまい進したのか?
コラム2 80年代を彩ったFM音源
コラム3 SDフォロワーとされるバンドたち
コラム4 ナイトフライ後のフェイゲンの特徴
付録 レコーディングの流れ


デザイン : 小野英作



 

冨田恵一 / ナイトフライ 録音芸術の作法と鑑賞法

ナイトフライ 録音芸術の作法と鑑賞法

冨田恵一

DU BOOKS / JPN / BOOK / DUBK070 / DUBK070 / 2014年07月18日

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