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日本のジャズ評論の第一人者、油井正一が逝去してから15年。歳月を経ても油井正一の存在は忘れることなく、主著『ジャズの歴史物語』は版を重ねて新しい読者を獲得、さらに『ジャズ昭和史』の復刊や、ラジオ(ミュージックバード)では油井正一のDJによるかつての人気番組「アスペクト・イン・ジャズ」が再放送されるなど注目を集めています。本書は、著作パートでジャズの黄金期ともいうべき60年代から90年代までスイング・ジャーナル誌等に発表されてきたレコード評をはじめ、『生きているジャズ史』などから重要な記事を選りすぐって再録。付録CDにはそれと連動する内容の当時の放送音源と楽曲を編集して収録します。(新刊案内より)
油井正一
(ゆい・しょういち)
横浜市生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。学生時代よりレコードの収集、ジャズ評論の執筆を開始。
戦時中は兵役に就き、前橋陸軍予備士官学校から東部22部隊へ配属され、将校として高射砲部隊にいた。
戦後は評論活動を再開し、ラジオ神戸(現・ラジオ関西)で「ジャズ・アメリカーナ」という番組を担当。その後評論家としての本格的な活動に入った。
雑誌等への執筆の他、ラジオ番組にも数多く出演し、特に1973年から1979年にかけてFM東京などで放送された『アスペクト・イン・ジャズ』は名番組と評された。
東京藝術大学、桐朋学園大学、東海大学などでジャズに関する講義も担当した。1996年には勲四等瑞宝章を受ける。1998年6月8日没、79歳没。