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現代における「バッハの伝道師」シュタットフェルト。“ゴルトベルク変奏曲”を始めとした一連のバッハ作品の演奏は、技巧、解釈ともども揺るぎのないものとして、グールドの築き上げた伝統とは全く違う世界を確かに構築しています。シュタットフェルトは、バッハ以外のレパートリーとしてベートーヴェン、モーツァルト、シューベルト、そしてメンデルスゾーン、ワーグナー作品でも確かな音楽性を見せていますが、今回はシューマンの「ピアノ協奏曲」と「子どもの情景」というカップリングを世に問います。彼のシューマンと言えば、2006年に「色とりどりの小品、トッカータ」がリリースされていますが、こちらはバッハの作品に彩りを与える役割を担っており、今回のような「主食」扱いではありませんでした(とはいえ、そのシューマンの瑞々しさも絶品でしたが)。今回はメインが「協奏曲」で、「子どもの情景」はデザートの盛り合わせとでも言ったところでしょうか? いつものように切れの良い打鍵と、温かみのある音色、そしてメロディの隅々までを存分に歌わせる感情表現。美しく、聴き手の心の底にじんわりとしみこむ極上のシューマンです。(資料提供:ソニーミュージック)
【収録曲】
シューマン:
1. 子供の情景 OP.15
2. ピアノ協奏曲イ短調 OP.54
【演奏者】
マルティン・シュタットフェルト(PF)
マーク・エルダー(指揮) ハレ管弦楽団[2]
【録音】
2014年11月 カイザースラウテルン、南西ドイツ放送スタジオ[1]
2015年1月 マンチェスター、ハレ・セント・ピーターズ教会[2]
MARTIN STADTFELD / マルティン・シュタットフェルト
ドイツのピアニスト