VLADIMIR HOROWITZ IN RECITAL - THE COMPLETE COLUMBIA AND RCA LIVE RECORDINGS 1965 - 1983

VLADIMIR HOROWITZ ヴラディーミル・ホロヴィッツ

  • CD
  • 新品在庫取寄せ
  • (2週間~1ヶ月後に発送)
  • タイムセール対象

19,926円(税込)

10%OFF 17,933円(税込)

※5,000円(税込)以上買うと送料無料!新品でも中古品でもOK!

レーベル
SONY CLASSICAL
国(Country)
GER
フォーマット
CD
組数
50
規格番号
88843054582
通販番号
1006787870
発売日
2015年10月09日
EAN
0888430545823
  • LINE

  • メール

商品詳細情報

ウラディミール・ホロヴィッツ未発表ライヴ・レコーディング1966-1983

■完全生産限定盤■CD50枚組(予定)■


仕様:・各ディスクは紙ジャケットに封入・LPサイズのハードカヴァー別冊解説書付き(オールカラー、全90ページ)
収納用リッド・オフ・ボックス(サイズ: 横 30.2 cm x 縦30.2 cm x 高さ 7.0 cm、重量: 3.2 kg)

【特色】
★ホロヴィッツが1966年から1983年にかけて全米各地の主要都市とロンドンで行なった25回のソロ・リサイタル(および協奏曲1曲)のライヴ・レコーディングをCD50枚に集大成した世界初のボックス・セット
★ホロヴィッツ・エステイトとイェール大学のホロヴィッツ・アーカイヴ全面協力のオーソライズ・リリース
★CD50枚の大半が世界初発売
★ソニー・クラシカル・アーカーヴ保管の正規オリジナル・アナログ・マスター(RCAおよびコロンビア音源)から細心の注意を払ってリミックスおよび24/96リマスター
★これまでホロヴィッツのディスコグラフィにはなかった、シューマンの「謝肉祭」、ショパンの練習曲第22番「オクターヴ」(作品25の10)、スクリャービンの「左手のための前奏曲」を収録
★全曲のトラックリスト、ホロヴィッツによる手紙やサインなど、資料的価値満載のハードカヴァーの全90ページ別冊解説書付き

2013年にソニー・クラシカルよりリリースされてセンセーションを巻き起こした「ウラディミール・ホロヴィッツ ライヴ・アット・カーネギー・ホール」(CD41枚+DVD1枚=42枚組)に続き、20世紀最大のピアニスト、ウラディミール・ホロヴィッツの未発表録音を集めた50枚分の完全生産限定ボックス・セットが登場します。

ホロヴィッツは何と言っても「ライヴの人」でした。興奮と期待を抱いた聴衆の前でこそ、ホロヴィッツはその圧倒的な名人芸によって、ピアノから千変万化の色彩感を、そして繊細なニュアンスを引き出すことができたのでした。その意味で、「ライヴ」のホロヴィッツこそは一期一会であり、同じ曲であっても二度と同じようには弾かれることはありませんでした。コロンビアとRCAは、ホロヴィッツがリサイタルを開く貴重な機会を極力逃さぬようにライヴ収録を行ない、その音源から編集されたものが生前ホロヴィッツの承認を得てLPとして発売されました。このボックス・セットは、前回の「ライヴ・アット・カーネギー・ホール」と同様に、これらのライヴ収録音源を、実際のリサイタルで演奏された順序で収録し、無編集のままCD化するものです。ホロヴィッツが登場する拍手や、曲間もそのまま再現されており、まさに自宅でホロヴィッツの伝説的なリサイタルの数々を生々しく体験できる、またとない貴重なリリースといえましょう。

DISC1~18は、1966年~1968年にかけて、イェール大学、ニューヨーク市立大学、ワシントン、ボストン、シカゴ、フィラデルフィアで行なわれた9回のソロ・リサイタルの全演目を、アンコールも含めてコロンビアが収録した音源です。1965年5月9日、12年ぶりにカーネギー・ホールでリサイタルを行なって「ヒストリック・リターン」として復帰したホロヴィッツが本格的に演奏活動を再開した時期に当たり、1968年にはアメリカ・デビュー40周年を祝うなど、脂の乗り切った演奏を披露したのでした。大曲ではハイドンのピアノ・ソナタ第48番、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第28番、シューマンのクライスレリアーナ、ラフマニノフのピアノ・ソナタ第2番などが集中的に取り上げられています。1968年4月7日のボストンでのリサイタルは、マーティン・ルサー・キング・ジュニアが暗殺された3日後に行なわれたため、冒頭で追悼のメッセージが読み上げられ、ホロヴィッツはショパンの葬送行進曲を弾いています。

DISC19~49は、1975年から1983年にかけて、RCAがアメリカ各地とロンドンで行なわれた16回のソロ・リサイタルを、アンコールも含めRCAが収録した音源です。1969年秋から体調を崩し5年間にわたって公開の演奏会を開かず、録音に専念していたホロヴィッツは、1974年5月12日、クリーヴランドでのソロ・リサイタルで再び演奏活動に復帰し、さらに翌1975年にはコロンビアを離れ古巣のRCAに移籍しました。これ以降ホロヴィッツは1950年代初頭以来の広範な演奏旅行を敢行することになり、各地のリサイタルはRCAによってライヴ収録されました。大曲では、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第28番、シューマンのピアノ・ソナタ第3番やフモレスケ、リストのピアノ・ソナタ、ショパンのバラード第1番・第4番、幻想ポロネーズ、ラフマニノフのピアノ・ソナタ第2番などが取り上げられています。

中でも特筆すべきは、DISC29のホワイトハウスで行なわれたソロ・リサイタルと、DISC44-45のロンドンで行なわれたソロ・リサイタルでしょう。前者は、ホロヴィッツのアメリカ・デビュー50周年となった1978年に、当時のカーター大統領によってホワイトハウスに招かれた際のリサイタルのライヴ(初発売)で、この時カーターは「ホロヴィッツは国の宝」と惜しみない称賛を贈ったのでした。後者は、1982年、英国チャールズ皇太子のイニシアチヴによってロンドンで開催された慈善演奏会でライヴ収録されたもので(ホロヴィッツにとって31年ぶりの渡欧)、一部は「ホロヴィッツ・イン・ロンドン」としてLPで発売されていましたが、RCA収録音源によるリサイタル全曲目がCD化されるのは今回が初めてです。いずれも世界中にTV放映された伝説的なリサイタルで、ホロヴィッツの声望を飛躍的に高めたのでした。

DISC50は、1978年に、ズービン・メータ指揮ニューヨーク・フィルと共演したラフマニノフのピアノ協奏曲第3番が収録されています(この演奏はNBCネットワークによってTV放映され、その映像が短期間DVDで発売されたこともありましたが、RCA収録によるステレオ音源での発売は今回が初めて)。ホロヴィッツのアメリカ・デビュー50年記念演奏としてユージン・オーマンディ指揮の同じニューヨーク・フィルと共演した同年1月のライヴと比較するのも興味深いところでしょう。

LPサイズのオールカラー、90ページにわたるハードカヴァー別冊解説書には、ホロヴィッツのコレクターで研究家でもあるバーニー・ホロヴィッツによるエッセイ、コロンビア時代と最晩年のDG時代にホロヴィッツのプロデューサーをつとめたトーマス・フロストへのインタビュー、全ディスクのトラックリスティング、リサイタルのプログラム冊子に掲載された曲目解説(一部)のほか、ホロヴィッツのリサイタルに際して主催者に配布された4ページにわたるチェックリスト、ホワイトハウスに充てた手紙、ジョン・スタインウェイ宛ての手紙の下書きの写真など、これまで公開されることのなかった貴重な資料が掲載されており、まさに盤石のコレクターズ・アイテムといえるでしょう。
24bit/96kHzによるリマスターおよびリミックスを手掛けたのは、元ソニー・クラシカルのエンジニア、アンドレアス・マイヤー。米国アイアンマウンテンにあるソニー・クラシカルのマスターテープ・アーカイヴに厳重に保管されてきた貴重なオリジナル・アナログ・マルチ・マスターが使用されています。全曲ステレオ録音。

『ホロヴィッツはよく記者会見や取材で、「私は言葉ではなく、音楽で聴衆に語りかける」と話していた。今回のボックス・セットで、ホロヴィッツはようやく「編集なし」で私たちに語りかけてくれる。その適例がスクリャービンのピアノ・ソナタ第5番とシューマンの「フモレスケ」だろう。RCAはこの2曲をパサデナとシカゴのライヴ音源から編集してLPで発売したが、そのRCAによる編集版と、今回のセットに含まれている無編集版とを比べてみると、どんな聴き手にもそれらの違いは明らかであろう。これらを比較することで明白になるのは、RCAによる編集版(そのほかの曲も多かれ少なかれ同じ傾向なのだが)は、大幅に編集されているので、まるでマダム・タッソーによるホロヴィッツの蝋人形を見ているようなものである、ということだ。ミスや指のもつれを徹定期的に排除してクリーンにすることで、ホロヴィッツの演奏の最大の特徴であったダイナミック・・レンジの大きさや圧倒的な即興性が台無しにされてしまったのだ。(・・・)コロンビアによる1966~1968年のライヴは、発売された編集版と元の無編集版にRCA録音ほどの隔たりはない。これは発売を手掛けたプロデューサーの違いでもあるだろう。コロンビアのプロデューサー、トーマス・フロストは、ホロヴィッツの良き共同作業者であったのに対し、RCAのプロデューサー、ジャック・ファイファーはホロヴィッツの友人とでもいうべき関係だったのだ。』(バーナード・ホロヴィッツ、ライナーノーツより)

『著名なピアニスト、アルフレード・ブレンデルはこう語っている。「ライヴ録音の場合、多少の誤った音は、むしろその演奏の一回性のインパクトを高めるものだ」。この点について、生前のホロヴィッツは、「私は演奏の際に生命をかける。私の演奏は非常に明解なものだから、ミスをするとすぐに判る。音符を何のニュアンスもなく弾くだけだったら、私は一音もミスをしないだろう。でも私はそうはしない。完璧であるだけでは、完璧ではないのだ」と語っている。今回このボックス・セットがソニー・クラシカルから発売されるのは、まさにこの精神に則ったものだ。これまでに発売されたホロヴィッツの録音遺産に重要な追加となるこの50枚の演奏をじっくりと味わっていただきたい。』(アラン・ステックラー[ホロヴィッツ・エステイトで当ボックスのエクゼクティヴ・プロデューサー]、ライナーノーツより