1,650円(税込)
※5,000円(税込)以上買うと送料無料!新品でも中古品でもOK!
8月にNHK BS-1 にて放送された「戦火のマエストロ・近衛秀麿~ユダヤ人演奏家の命を救った男」。
この番組への反響は凄まじいものであり、すぐさま再放送も決定、地上派での放送も予定されています。
深い音楽への情熱はもちろんのこと、その真摯に生きる姿は多くの人の心を掴み、また現代に生きる人にも希望を与えてくれたことは間違いありません。
そんな近衞秀麿が読響を振ったベートーヴェンの復刻第2 弾の登場です。
激烈な「運命」に比べると比較的穏やかな表情を持つ「田園」ですが、近衞の指揮はまるで曲全体をいとおしむかのようなものであり、もちろん細部にいたるまで目の行き届いた彼らしい演奏となっています。
今回も解説書には「戦火のマエストロ」の著者、菅野冬樹氏の特別寄稿を掲載。前作に続く感動秘話はここでしか読めません。ほかには息子である近衞秀健(作曲家)、宇野功芳のプログラムノートが収録されています。
【宇野功芳ライナーノートより】
第1 楽章の頭から、なんという上品な典雅さが匂うことであろう。そのピアニッシモは雰囲気満点で、とても日本のオーケストラとは思えない。近衞がいかにウィーン風の味わいを完全に自分のものにしていたかが理解される。まるでウィーン・フィルがムジークフェライン・ザールで演奏しているような感じで、音と
音が少しも切れず、第1 主題がフォルテに盛り上がる部分も極めて柔かく、なんともいえぬ情感や感慨の深さがある。そのおっとりとした佇まいを強いて言えば近衞節というのであろうか。詩的な木管の生かし方、楽章終結の大きなリタルダンドもまことに美しい。
■オリジナル、アナログマスターテープから 192kHz/24bit マスタリング
ダイナミック・レンジの幅が広く、楽器のテクスチャを細かく捉えた優秀録音(ステレオ)です。
HIDEMARO KONOYE / 近衛秀麿
日本の指揮者 (1898-1973)
発送まで4日~1週間程度要します。
→中古品をお求めの際はあらかじめこちらをご確認ください
ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」 / 他
880円(税込)