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プレヴィンによるRVW交響曲全集
1968年にロンドン交響楽団の首席指揮者に就任したプレヴィンは、1979年までその地位にあり、同響の黄金時代を築き上げただけでなく、自らの指揮者としての名声をも不動のものとしました。ロンドン響とのRCAへの録音は1965年から1972年までで、ちょうどこのロンドン響時代初期の蜜月時代にあたり、後期ロマン派から今世紀にかけての名作交響曲・管弦楽曲を立て続けに録音し、その若々しく新鮮な解釈で若いクラシック・ファンを魅了しました。
その中でも最大の金字塔というべき録音が、1967年9月の「南極交響曲」に始まり、1972年1月の「ロンドン交響曲」で完結したヴォーン・ウィリアムズの交響曲全集(+管弦楽曲、協奏曲)です。ロンドン・フィルとニュー・フィルハーモニア管を使い分けて1971年に完成されたボールト指揮のEMIへの全集に次ぐ、史上2度目の全曲録音であり、プレヴィンならではの若々しく情熱的で、しかも語り口の上手い音楽づくりと、ロンドン響の献身的な演奏によって、20世紀イギリスの生んだ最大のシンフォニスト、ヴォーン・ウィリアムズの9つの交響曲の多彩な魅力が解き明かされています。名エンジニア、ケネス・ウィルキンソンとジェームズ・ロックをはじめとする英デッカ・スタッフによる録音も見事。有名なバス・テューバ協奏曲は、ロンドン交響楽団首席奏者であった名手ジョン・フレッチャーがソロをとっており、いまだこれを凌ぐものはないとされるほどの優れた名演です。名ソプラノのヘザー・ハーパーや、「田園交響曲」ではイギリスの名奏者たちがソリストに起用されているのも見逃せないところでしょう。 (資料提供:ソニーミュージック)
【収録内容】
ヴォーン・ウィリアムズ:
【CD1】
海の響曲(交響曲第1番)■ヘザー・ハーパー(ソプラノ)、 ジョン・シャーリー=カーク(バリトン)
【CD2】
ロンドン交響曲(交響曲第2番)
ヴァイオリン協奏曲(コンチェルト・アカデミコ)■ジェームズ・オリヴァー・バスウェル(ヴァイオリン)
「すずめばち」序曲
【CD3】
田園交響曲(交響曲第3番)■ヘザー・ハーパー(ソプラノ)、アンソニー・ハルステッド(ホルン)、 ウィリアム・ベネット(フルート)、 ジェルヴァース・ドゥ・ペイエ(クラリネット)、 オシアン・エリス(ハープ)、 アンソニー・カムデン(イングリッシュ・ホルン)、 他
交響曲第4番ヘ短調
【CD4】
交響曲第5番ニ長調
映画「エリザベス朝のイングランド」のための音楽より「3つのポートレイト」
バス・テューバと管弦楽のための協奏曲 ヘ短調■ジョン・フレッチャー(バス・テューバ)
【CD5】
交響曲第6番 ホ短調
交響曲第9番 ホ短調
【CD6】
南極交響曲(交響曲第7番)■ヘザー・ハーパー(ソプラノ)、 ラルフ・リチャードソン(語り)
交響曲第8番 ニ短調
【演奏者】
アンドレ・プレヴィン(指揮) ロンドン交響楽団
【録音】
1968-1972年 ロンドン
アナログ・ステレオ、セッション収録
ANDRE PREVIN / アンドレ・プレヴィン
ドイツ・ベルリン生まれのピアニスト、指揮者、作曲家、編曲家 (1929-2019)