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楽しみながら学べる「ジャズの歴史書」
名著として長い間読み続けられている、ジャズ評論家・油井正一氏の1冊が、ここに復刊! ジャズという音楽の歴史を、創世記の時代状況から有名アーティストのエピソード、さまざまなスタイルの栄枯盛衰、背景にある人間模様や人種問題までを織りなして語る、楽しんで読める「ジャズの歴史書」です。
《CONTENTS》
◎はじめに
◎ジャズ史の背景
◎初期のニグロ・ジャズメンたち
◎ルイ“サッチモ"アームストロングを分析する
◎エメット・ハーディという男
◎ジャズにおける人種的偏見
◎レコードをききながらの妄想
◎ジャズ・ヴォーカルの変遷と鑑賞
◎ジャズにおける模倣の問題
◎ブギー・ウギー物語
◎ジーン・クルーパ物語 ――シカゴ・ジャズの一断面――
◎ベニー・グッドマンという男
◎エディ・コンドンという男
◎ウディ・ハーマンという男
◎ディキシー・ランド・スタイル
◎ディキシーランド・リヴァイヴァル
◎カナ書き談議
◎デューク・エリントンという男
◎クール・ジャズ
◎モダン・ジャズに関するノート
◎ジャズの将来について
◎ファンキー考
◎チャーリー・パーカーの死の瞬間におけるモダン・ジャズ界を斬る
◎一九六七年のジャズに思う
◎一九八八年のジャズに思う
◎文庫版解説:菊地成孔
(新刊案内より)
油井正一
(ゆい・しょういち)
横浜市生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。学生時代よりレコードの収集、ジャズ評論の執筆を開始。
戦時中は兵役に就き、前橋陸軍予備士官学校から東部22部隊へ配属され、将校として高射砲部隊にいた。
戦後は評論活動を再開し、ラジオ神戸(現・ラジオ関西)で「ジャズ・アメリカーナ」という番組を担当。その後評論家としての本格的な活動に入った。
雑誌等への執筆の他、ラジオ番組にも数多く出演し、特に1973年から1979年にかけてFM東京などで放送された『アスペクト・イン・ジャズ』は名番組と評された。
東京藝術大学、桐朋学園大学、東海大学などでジャズに関する講義も担当した。1996年には勲四等瑞宝章を受ける。1998年6月8日没、79歳没。