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男ゴロワノフの激演
狂おしい讃歌、もえあがる神秘の火焔
スクリャービン生誕150周年記念!
ムラヴィンスキーと対を成すロシアの伝説的指揮者ニコライ・ゴロワノフ(1891-1953)、シリーズ第6集は今年2022年生誕150周年に沸くスクリャービン!CD3枚にわたり、強烈な音塊が火柱となって噴きあがる白熱の大演奏が堪能いただけます。交響曲は全5曲を収録、その圧倒的解釈はもはや歴史的遺産であり貴重そのもの。狂気さながらの凄絶さで猛進しつつも曲の勘所を見極めた緩急自在のドライブで聴き手を興奮の坩堝に巻き込みます。
近年の演奏と比べれば一見自由極まりないトンデモ演奏かと思ってしまいますが、第2主題の大胆な浮かび上がらせ方など「こう在るべくして在る」もので、複雑な楽曲を明快に(力技で?)解きほぐし生命力みなぎる音楽として練り上げ、猛然と押し出してくる無二の面白さがあります。ソリスト陣もこの時代ならではの名手ぞろい。ピアノ協奏曲でのネイガウス、『プロメテ』でのゴリデンヴェイゼルはスクリャービンの書法を熟知したロシア・ピアニズムをおおいに炸裂させ、トランペット大活躍の『法悦』では首席奏者ポポフが高らかに吹きまくります。
「ゴロワノフの録音の中では、彼の特徴を最も顕著に伝えるものと言って良い。とにかく、ここにはゴロワノフがスクリャービンを好きすぎて、狂わんばかりに棒を振っている姿が目に浮かぶようなのである。このむせかえるような音は、まさにゴロワノフだ。」(平林直哉氏の解説より)
※ノイズ等が発生する箇所がございます。マスターによるものですので予めご了承下さい。
(資料提供:キングインターナショナル)
【収録内容】
アレクサンドル・スクリャービン:
[Disc1]
[1]交響曲第1番 ホ長調 《芸術讃歌》 作品26
[2]ピアノ協奏曲 嬰へ短調 作品20
[Disc2]
[3]交響曲第2番 ハ短調《悪魔的な詩》 作品29
[4]交響曲第4番《法悦の詩》 作品54
[Disc3]
[5]交響曲第3番 ハ短調《神聖な詩》 作品43
[6]交響曲第5番 《プロメテ - 火の詩》 作品60
[7]前奏曲 《夢》 作品24
【演奏者】
[1]リュドミラ・レゴスタエヴァ(メゾ・ソプラノ)、アナトーリ・オルフェノフ(テノール)、モスクワ放送合唱団
[2]ゲンリヒ・ネイガウス(ピアノ)
[4]セルゲイ・ポポフ(トランペット)
[6]アレクサンドル・ゴリデンヴェイゼル(ピアノ)、モスクワ放送合唱団
ニコライ・ゴロワノフ(指揮)
モスクワ放送交響楽団
モノラル録音:[1]1948年、[2]1946年、[3]1950年、[4]1952年、[5]1946年、[6]1947年、[7]1952年
NIKOLAI GOLOVANOV / ニコライ・ゴロワノフ
ソ連の指揮者、作曲家 (1891-1953)