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モンテヴェルディの音楽をさらに進化させた
カッツァーティの貴重な作品集
★マウリツィオ・カッツァーティ(1616-1678)は17世紀イタリアの作曲家の中では幾分マイナーな存在ですが、66巻もの印刷譜を出版し、あらゆるジャンルの楽曲を2000曲近く作曲したというかなりの多作家です。北イタリアのさまざまな宮廷や施設で働き、ボローニャのサン・ペトローニオ大聖堂で宮廷楽長を務め、晩年はマントヴァのゴンザーガ公爵のもとで活躍しました。彼の音楽的功績は、偉大な革新者モンテヴェルディの一世代後に生まれ、そのスタイルを取り入れつつ発展させたことと言えるでしょう。ゆえにモンテヴェルディの陰に隠れがちな存在ではありますが、イタリアの優れた歌手、ボルジョーニが彼の作品に特化したアルバムを発表したことで、その魅力を再発見できるようになりました。協奏的な処理が見られる独唱モテットを中心に、器楽曲もからめて構成した内容です。
(キングインターナショナル)
【収録内容】
マウリツィオ・カッツァーティ(1616-1678):モテットとソナタ集
Annuntio vobis. Per un Santo.
ソナタ第3番「 La Bulgarina」
Dulcis amor. Del Santissimo Sacramento.
ソナタ第4番「 La Calcagnina」
Stillae sparse per me.
La Calva. 独奏ヴァイオリンまたはヴァイオリンと通奏低音のための
Regina coeli
ソナタ第12番「 La Strozza」
Factum est praelium magnum
La Pezzola. 独奏ヴァイオリンまたはヴァイオリンと通奏低音のための
Mortali, che fate? (Aria Morale)
ソナタ第6番「 La Giralda」
Eja crudeles. Per un Martire, o per il Santissimo.
【演奏者】
マウロ・ボルジョーニ(バリトン)
セイチェント・ストラヴァガンテ
ダヴィッド・ブルッティ(コルネット)
ニコラ・ラモン(オルガン、チェンバロ、レガール)
パオロ・ペッローネ(ヴァイオリン;ゲスト参加)
録音:2021年4月15-18日/イタリア
MAURO BORGIONI / マウロ・ボルジョーニ