1971年のツアーから、5月11日にニューヨークのシラキュース大学で行われたコンサートの演奏を収録
1971年のツアーから、5月11日にニューヨークのシラキュース大学で行われたコンサートの演奏を収録
2,750円(税込)
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ストライプのシャツを脱ぎ捨て時代の空気を纏ったビーチボーイズの、ライヴ・バンドとして充実していた『サーフズ・アップ』期の演奏を収録!
1971年のツアーから、5月11日にニューヨークのシラキュース大学で行われたコンサートの演奏を収録。71年といえば、ビーチボーイズにとっては変革の年で、新たにマネージャーとなったジャック・リーリーの意向でストライプのシャツを脱ぎ捨て髭面で、時代に即したライヴ・アクトへと生まれ変わった。この4ヶ月後にリリースされたアルバム『サーフズ・アップ』(71年)は、バンドにとっても久々のヒット作となり、ビーチボーイズという名前が再びクローズ・アップされるきっかけとなった。リーリーはこれまでのバンドのイメージを払拭するため、4月にはグレイトフル・デッドと共演させたり、5月1日にはワシントンDCでの反戦コンサートで演奏。この5月11日も、カトリック教会における最も急進的な反戦・反体制運動の指導者であるベリガン兄弟を支援するためのベネフィット・コンサートで、ピーター・ヤロウ(ピーター・ポール&メアリー)との共演だった。ブライアンは74年までツアーに不参加。デニス・ウィルソンは、映画「断絶(Two-Lane Blacktop)」のアフレコのために欠席。ドラムスはこの時のツアー・メンバーだったダリル・ドラゴン(Key:後のキャプテン&テニールのキャプテン)の兄であるデニス・ドラゴンが担当した。ベースは本来はギタリストであるエド・カーターが担当していると思われる。そういったイレギュラーな体制ではあったがバンドは絶好調で、セットリストの前半に集中した60年代後半以降の近作の曲では、なかなか骨太な演奏を聴かせる。セットの後半は『Pet Sounds』と初期の代表曲を披露。変わりゆくビーチボーイズの姿を捉えた貴重な音源だ。
BEACH BOYS / ビーチ・ボーイズ
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ドゥーイング・イット・アゲイン:ライヴ・アット・シラキュース・ユニバーシティ―, NY 1971
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