巨匠指揮者が息の合ったオーケストラと繰り広げるフランス・プログラム
巨匠指揮者が息の合ったオーケストラと繰り広げるフランス・プログラム
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【収録予定】
1-3) フランク:交響曲ニ短調(第1楽章:Lento – Allegro non troppo/第2楽章:Allegretto/第3楽章:Allegro non troppo)、
4-7) フォーレ:組曲『ペレアスとメリザンド』Op.80(第1曲:前奏曲/第2曲:糸を紡ぐ女/第3曲:シシリエンヌ/第4曲:メリザンドの死)
【演奏者】
ダニエル・バレンボイム(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】2023年6月3日、ベルリン、フィルハーモニー
“讃歌”のような交響曲と没後100年を迎える作曲家へのオマージュ
現代屈指の巨匠指揮者でピアニストのダニエル・バレンボイムの最新アルバムは、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団を指揮したフランス・プログラムです。2023年6月初旬にベルリンのフィルハーモニーで録音されました。収録されているのはセザール・フランクの交響曲ニ短調と、2024年に没後100年を迎える偉大な作曲家ガブリエル・フォーレの『ペレアスとメリザンド』劇付随音楽からの管弦楽組曲。バレンボイムはほぼ50年前にこのフランクの交響曲をパリ管弦楽団と共にドイツ・グラモフォンに初めて録音していますが、今回はベルリン・フィルと共に新たな演奏を披露しています。特に両端楽章ではベートーヴェンの精神とフランスの優雅さが融合されたこの交響曲の讃歌のような側面を強調する、豊麗で記念碑的なサウンドに重点を置いています。完璧に息の合ったバレンボイムとベルリン・フィルには長年の友情も存在しています。録音が行われたこのベルリンのフィルハーモニーは、バレンボイムが60年前にピアニストとしてデビューした場所でもあり、1969年にはこの世界的なオーケストラと共に最初のコンサートを指揮しました。今回の録音にはさらにアルブレヒト・マイヤー(オーボエ)、エマニュエル・パユ(フルート)、そしてドミニク・ヴォレンヴェーバー(コーラングレ)も参加しています。
バレンボイムは1942年アルゼンチンのブエノスアイレス生まれのロシア系ユダヤ人。5歳でピアノを始め、7歳でピアニストとしてデビューし、1952年にイスラエルに移住しました。11歳の時にフルトヴェングラーから“天才”と評され、その後ピアニスト、指揮者として華々しいキャリアを歩んでいます。
デジパック仕様。
(UNIVERSAL MUSIC/IMS)
DANIEL BARENBOIM / ダニエル・バレンボイム
アルゼンチン生まれの指揮者、ピアニスト