二人のオランダの巨匠に捧げるアルバム
二人のオランダの巨匠に捧げるアルバム
2,805円(税込)
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【収録内容】
ジョスカン・デ・プレ(ca.1455-1521):森のニンフ、泉の女神(ヨハネス・オケゲムの死を悼む挽歌)
ダニエル・ロイス(指揮)、カペラ・アムステルダム
セッション録音:2018年7月/アムステルダム、ワロン教会(harmoniamundi音源)
ヤコブ・ファン・エイク(1589/90-1657):ジョン・ダウランドの「流れよ、我が涙」による「涙のパヴァーヌ」と変奏(パヴァーヌ・ラクリメ、変奏1~3)
フランス・ブリュッヘン(リコーダー)
(ワーナー・クラシックス / テルデック 1965年発売音源)
ルイ・アンドリーセン(1939-2021):Un beau baiser (美しい口づけ)(歌劇「ジョルジュ・サンド」より)
ダニエル・ロイス(指揮)、カペラ・アムステルダム
セッション録音:2024年2月/ライデン音楽堂
アンドリーセン:Sweet (スウィート)
フランス・ブリュッヘン(リコーダー)
ライヴ録音:1970年9月(ブリュッヘンのプライベート音源)
アンドリーセン:Remembering that Sarabande(あのサラバンドの思い出に)
18 世紀オーケストラ
ライヴ録音:2020 年6月& 8月/アイ湾ムジークヘバウ(NTR音源)
トーマス・プレストン(?-1559):ラ・ミ・レの上で
サワークリーム【リコーダー:ケース・ブーケ、ワルター・ファン・ハウヴェ、フランス・ブリュッヘン】
セッション録音:1993 年6月/イタリア、モンテヴァルキ、スタジオ・ネーリ(Attacca音源)
アンドリーセン:アハニアは泣いている
ダニエル・ロイス(指揮)、カペラ・アムステルダム
セッション録音:2024年2月/ライデン音楽堂
アンドリーセン:5月(第1 部&第2 部)
ダニエル・ロイス(指揮)、カペラ・アムステルダム、18 世紀オーケストラ
セッション録音:2022年10月/ユトレヒト、ティヴォリヴレデンブルク(18世紀オーケストラの音楽家たちの提供音源)
ジャン=フィリップ・ラモー(1683-1764):アバリスのアントレ(歌劇「レ・ボレアド」より)
フランス・ブリュッヘン(指揮)、18 世紀オーケストラ
ライヴ録音:2012 年10月/フローニンゲン、オースターポート
俊英ダニエル・ロイスとカペラ・アムステルダム、18世紀オーケストラによる、2014年に亡くなった巨匠フランス・ブリュッヘンと、2021年に亡くなった現代オランダを代表する作曲家ルイ・アンドリーセンへのトリビュート・アルバム。第2 次大戦後のオランダにおいて、古楽と現代音楽の先導的役割を果たした巨匠、ブリュッヘンとアンドリーセンの2人の関係性にスポットを当てた内容となっています。
企画・選曲はブリュッヘン亡き後、客演指揮者として18世紀オーケストラと共演の多いダニエル・ロイスと、18世紀オーケストラの数多くの録音でディレクター、プロデューサーを務め、マネージメント面でもオーケストラを支えたシーウヴェルト・フェルスター。トリビュート・アルバムという内容に合わせて、ダニエル・ロイス指揮カペラ・アムステルダムが歌う、ジョスカン・デ・プレがオケゲムの死に寄せて作曲した「森のニンフ、泉の女神」が冒頭に置かれ、ブリュッヘン自身のリコーダー演奏、ブリュッヘンが参加した伝説のグループ「サワークリーム」の演奏、18 世紀オーケストラやカペラ・アムステルダムによるアンドリーセンの声楽曲や管弦楽作品が並びます。超高音が要求されるアンドリーセンの難曲「Sweet」をブリュッヘンが超絶技巧で演奏した秘蔵音源や、アンドリーセンがブリュッヘンの死に捧げ、結果的にアンドリーセンの白鳥の歌ともなった作品「五月」のダニエル・ロイス指揮カペラ・アムステルダム、18 世紀オーケストラによる演奏など貴重な音源ばかりで、最後には、ブリュッヘンと18 世紀オーケストラが得意としたラモーの作品のライヴ録音が収録された豪華な内容となっています。リコーダー奏者としてのブリュッヘン、指揮者としてのブリュッヘンのすばらしい演奏だけでなく、アンドリーセンの難曲を歌いこなすカペラ・アムステルダムの驚異的な歌唱力にも注目です。
オランダが誇る2人の巨匠ブリュッヘンとアンドリーセン。死してなお高い影響力を誇る巨匠たちに捧げられた感動的なこのアルバムです。
※日本語帯はつきません。
(キングインターナショナル)
FRANS BRUGGEN / フランス・ブリュッヘン