JEAN-BAPTISTE DUPONT ジャン=バティスト・デュポン
自らもアレンジとトランスクリプションに取り組み作られたアルバム
JEAN-BAPTISTE DUPONT ジャン=バティスト・デュポン
自らもアレンジとトランスクリプションに取り組み作られたアルバム
3,300円(税込)
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バッハ(1685-1750):
【収録内容】
1. 音楽の捧げもの BWV 1079 - 6声のリチェルカーレ(J.-B. デュポンによるオルガン編)
2-3. 平均律クラヴィーア曲集 第1巻 - 前奏曲とフーガ 嬰ハ短調 BWV 849 (M. レーガーによるオルガン編)
4. 神よ、われら汝に感謝す BWV 29 - シンフォニア(A. ギルマンによるオルガン編)
5-6. 6つのシュープラー・コラール BWV 645-650より
5. Meine Seele erhebet den Herren わが魂は主をあがめ BWV 648
6. Kommst du nun, Jesu, vom Himmel herunter 主を頌めまつれ BWV 650
7. 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV 1004 - 第5曲 シャコンヌ(J.-B. デュポンによるオルガン編)
8-14. 管弦楽組曲第1番 ハ長調 BWV 1066 (J.-B. デュポンによるオルガン編)
15. 音楽の捧げもの BWV 1079 - 6声のリチェルカーレ(J.-B. デュポンによるオルガン編)
【演奏者】
ジャン=バティスト・デュポン(オルガン)
録音:2024年9月17-19日フランス、トゥールーズ、サン・セルナン聖堂
総収録時間:77分
アレンジメント(ここでは原曲に手を加える編曲)とトランスクリプション(原曲を別の楽器に移し替える)をタイトルに掲げるアルバム。演奏者のデュポンは、バッハがこの道の偉大な達人として多くの傑作を残していることに敬意を払い、彼に続く作曲家たちによる仕事もとりあげつつ、演奏家としての強い衝動から自らもアレンジとトランスクリプションに取り組んでこのアルバムを作りました。その強い動機となっているのが当録音に使われたトゥールーズのサン・セルナン聖堂のオルガン。多くの作曲家を刺激して「オルガン交響曲」を書かせ、フランス近代オルガン音楽の隆盛を支えたカヴァイエ=コルが手掛けた銘器です。デュポン自身の編曲の中では「シャコンヌ」が特に見事。大オルガンの性能をめいっぱい発揮した重厚かつ壮麗な出来栄えで、まるでもともとオルガン曲であったかのような圧倒的な説得力です。管弦楽組曲第1番は透明感のあるサウンドが印象的。速い楽章における俊敏な躍動感をオルガンで表現するのはかなり高度なテクニックです。
サン・セルナン聖堂のオルガンは17世紀末に起源を持ち、1845年にDaublaine & Callinet社が新オルガンを製作。1887年にはカヴァイエ=コルがこれを基に名作とされるオルガンを完成。20世紀に幾度かの改修が行われた後、1993~96年にBoisseau-Cattiaux社が全面修復し、1996年のオルガン国際音楽祭「Toulouse-les-orgues」で披露。2017~18年に再度整備され、楽器本来の気品と表現力を取り戻しました。
(ナクソス・ジャパン)
JEAN-BAPTISTE DUPONT / ジャン=バティスト・デュポン
フランスのオルガン奏者 (1979-)