SHOSTAKOVICH: SYMPHONY NO.13

KAZUSHI ONO 大野和士

2016年ライヴ / 日本プレス、日本語解説付き

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3,190円(税込)

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レーベル
ALTUS
国(Country)
JPN
フォーマット
CD
規格番号
ALT397
通販番号
CL-1007742473
発売日
2018年09月22日
EAN
4543638003976
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商品詳細情報

★大野和士が2015年9月から音楽監督を務めているバルセロナ交響楽団とのライヴ録音。両者の録音はこれが初となります。曲は独唱・合唱を伴う、 長く重く陰鬱な問題作「バビ・ヤール」。最初のシーズンでこの作品を取り上げたことも非常にチャレンジングですが、その結果生み出された演奏の凄まじさには驚かされます。切実な響きに満ちた迫真の演奏を聴かせる大野の類まれな手腕! 国内外で躍進を続ける名匠の熱きタクトをご堪能ください。

大野とバルセロナ交響楽団の演奏は、驚くほどの生々しさとリアリティで「バビ・ヤール」の暗黒の風景を浮かび上がらせる。南欧のオーケストラといえば、 どうしても軽やかな響き、さっぱりしたリズムや甘美な歌を想像しがちであるが、そんな先入観など一撃でぶち壊す強烈な力が渦巻いている。ことに第3楽章「商店で」や第4楽章「恐怖」の痛切きわまりない響きや音楽の運び方は圧巻だ。オーケストラのみならず、独唱者も合唱団も尋常でない切羽詰まった表情を見せている。日本の聴衆もよく知る通り、大野の音楽は熱い。だが、この場合はその熱さが外に放出されるのではなく、うちにこもることで異様な迫力を生み出すのだ。(許 光俊氏によるライナーノートより)

◆大野和士 プロフィール◆
東京生まれ。東京藝術大学卒。ピアノ、作曲を安藤久義氏、指揮を遠藤雅古氏に師事。バイエルン州立歌劇場にてサヴァリッシュ、パタネー両氏に師事。 1987年イタリアの「トスカニーニ国際指揮者コンクール」優勝。以後、世界各地でオペラ公演ならびにシンフォニーコンサートの客演で聴衆を魅了し続けている。
1990-96年クロアチア、ザグレブ・フィル音楽監督。1996-2002年ドイツ、バーデン州立歌劇場音楽総監督。1992-99年、東京フィル常任指揮者を経て、現在同楽団桂冠指揮者。2002-08 年ベルギー王立歌劇場(モネ劇場)音楽監督。2012-15年イタリアのアルトゥーロ・トスカニーニ・フィル ハーモニー管弦楽団の首席客演指揮者を歴任。2008-17年フランス国立リヨン歌劇場首席指揮者。2015年から東京都交響楽団ならびにバルセロナ交響楽団音楽監督。また、2018年9月より新国立劇場オペラ芸術監督に就任予定。
オペラでは、2007年6月にミラノ・スカラ座デビュー。その後、メトロポリタン歌劇場、パリ・オペラ座、バイエルン州立歌劇場、グラインドボーン音楽祭、 エクサンプロヴァンス音楽祭への出演などが相次いでいる。
渡邉暁雄音楽基金音楽賞、芸術選奨文部大臣新人賞、出光音楽賞、齋藤秀雄メモリアル基金賞、エクソンモービル音楽賞、サントリー音楽賞、日本 芸術院賞ならびに恩賜賞、朝日賞など受賞多数。紫綬褒章受章。文化功労者。
2017年5月、大野和士が9年間率いたリヨン歌劇場は、インターナショナル・オペラ・アワードで「最優秀オペラハウス2017」を獲得。6月には フランス政府より芸術文化勲章「オフィシエ」を受勲。同時にリヨン市からもリヨン市特別メダルが授与された。 (資料提供:キングインターナショナル)

【収録内容】
ショスタコーヴィチ(1906-1975):
交響曲第13番 OP.113「バビ・ヤール」

【演奏者】
ニコライ・ディデンコ(バス)
マドリガル合唱団
リーデル・カマラ合唱団
オルフェオ・カタラ・ユース合唱団
オルフェオ・カタラ合唱団
大野和士(指揮) バルセロナ交響楽団

録音: 2016年3月19・20日 バルセロナ、ラウディトリ(ライヴ)