ブラームス: 交響曲全集

CLAUDIO ABBADO クラウディオ・アバド

限定生産・SACDハイブリッド盤3枚組

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11,700円(税込)

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レーベル
エソテリック (ESOTERIC)
国(Country)
JPN
フォーマット
SACD
組数
3
規格番号
ESSG90192
通販番号
CL-1007807197
発売日
12月下旬入荷予定
EAN
4907034222582

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商品詳細情報

ESOTERIC特約店のみの限定販売
限定生産・SACDハイブリッド盤

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※当アルバムの発売日は12月20日となっておりますが、流通経路の都合でWEBからの発送は入荷日以降となります。
※制作元完売の際は何卒ご容赦ください。

 


アバドの下で「21世紀を志向するオーケストラ」 へと変容を重ねていくベルリン・フィルの姿を克明に記録したドキュメント。 
 

■ESOTERIC ならではのこだわりの Super Audio CD


ハイブリッド・ソフト オリジナル・マスター・サウンドへの飽くことなきこだわりと、Super Audio CD ハイブリッド化による圧倒 的な音質向上で確固たる評価をいただいている ESOTERIC 名盤復刻シリーズ。発売以来 LP 時代を 通じて決定的名盤と評価され、CD 時代になった現代にいたるまで、カタログから消えたことのない名 盤を高音質マスターから DSDマスタリングし、世界初のSuper Audio CD ハイブリッド化を数多く実現し てきました。今回は CD 時代に入ってからのベルリン・フィルの名録音を Super Audio CD ハイブリッドで発売いたします。

 


■アバド+ベルリン・フィルの貴重な遺産を初めてリマスター


1990年、ヘルベルト・フォン・カラヤンの後を継いでベルリン・フィルの芸術監督となったクラウディオ・ アバド(1933-2014)。アバドは惜しくも 2014 年 1 月 20 日、80 歳で亡くなりましたが、2002 年までの 12 年間にわたる在任期間中に、ベルリン・フィルを、カラヤン時代にはなかった透明感のあるサウンドを 持ち、バロックから同時代作品にいたる多様な音楽に柔軟に対応できる機能的なアンサンブルへと鮮 やかに脱皮させました。ドイツ・グラモフォンとソニー・クラシカルに残されたこのコンビによる数多くのレ コーディングは、いずれも 20 世紀末のオーケストラ芸術の精髄ともいうべき高い水準を誇っており、す でにこのシリーズでも 1995 年と 1997 年のジルヴェスター・コンサートのライヴ録音をご紹介してまいり ました。今回は、1988年から91年にかけてデジタル録音された「ブラームス:交響曲全集」を、発売以来初めての本格的なリマスターを行い、世界で初めてSuper Audio CDハイブリッド化いたします。


 
■LP時代から定評があったアバド+ベルリン・フィルのブラームス


アバドとベルリン・フィルによるブラームス録音は、アナログLP時代に、アバドが4つのオーケストラを振り分けたブラームスの交響曲全集および管弦楽曲集(=ドイツ・グラモフォン創立75周年企画でも ありました)の一環として制作されたセレナード第2番・大学祝典序曲(1967年)と交響曲第2番(1970年)という 2枚分の録音があり、若々しい覇気に満ちたアバドの気概を受け止めたベルリン・フィルの溌 剌とした演奏ぶりで、初出以降も長らく廉価盤として親しまれていました。その後 1981年にセレナード 第1番(DG)、1986年にブレンデルとのピアノ協奏曲第1番(Philips)、1987年にミンツとのヴァイオリン協奏曲と大学祝典序曲(DG)が録音され、いずれも好評をもって迎えられ、アバドとベルリン・フィルによる本格的なブラームス録音プロジェクトのニーズが高まった1988年9月、文字通り満を持して交響曲全集の第1弾となる第2番が録音されたのでした。
 

 

■カラヤン時代末期からスタートした全集録音


アバドがブラームスの交響曲第2番を録音したこの 1988年9月は、ちょうど1955年以来終身芸術監 督の任にあったカラヤンと、ベルリン・フィルの間の亀裂が決定的となっていた時期にあたり、この年の 大晦日のジルヴェスター・コンサートでの共演を最後に両者は決裂、カラヤンは 1989 年 4 月に芸術監 督を辞任します。さらに、アバドの第 2 番の録音の翌月、1988 年 10 月に行われた、カラヤンとベルリ ン・フィルにとっては結果として最後となったセッションでは、このコンビ 3 度目となるブラームスの交響 曲全集の完結編として第 3 番・第 4 番の 2 曲が収録されました。つまり結果として、ベルリン・フィルの 新旧指揮者がブラームスの交響曲の録音でオーヴァーラップするという形になったわけです。

 

 
■アバドの首席指揮者就任を寿ぐ形で全集が完結


1989年4月のカラヤンの辞任によってベルリン・フィルは後継者探しに乗り出すことになり、同年8月 のカラヤン死去の翌月に、アバドは再びベルリン・フィルに客演し、全集第2弾として交響曲第3番と 悲劇的序曲を録音しています。アバドがベルリン・フィルの首席指揮者に就任したのはその翌年、 1990 年 9 月のことで、このコンビによる最初の演奏会(9月4日・5日)のメインプログラムとして取り上 げられたのがブラームスの交響曲第 1 番でした。その演奏会の直後にセッションで録音されたのが当 全集第3弾となった第1番で、いわばアバドとベルリン・フィルという二つの強固な個性がポジティヴな 高揚感の中でぶつかりあって重量感と情熱とを兼ね備えた稀有の名演が生み出されました。そして翌 1991年9月、改修中だったフィルハーモニーの代わりに使われていたシャウシュピールハウス(現名称コンツェルトハウス)の大ホールで第4番が収録され、交響曲全集が完結したのでした。
 

 

■カラヤンからアバドへと移り変わるベルリン・フィルの姿を刻印

結果として、このブラームスの交響曲全集は、ベルリン・フィルが長年馴染んだカラヤンの軛を離れ、 より若いアバドと共に新たな道を踏み出した時期に録音されたことになります。カラヤン時代の威風 堂々と進む重量級の巨大戦艦のような趣きをたたえた演奏から、サウンドに軽快さと明るさを加え、繊細さが増し、一人一人のプレイヤーの個性を際立たせ、作品に合わせて柔軟に演奏スタイルを変える ことが出来るオーケストラを志向してゆくベルリン・フィルの姿を音として刻印した貴重なドキュメントでも あります(それが真の意味で実現するのは 2000 年に完成したベートーヴェンの交響曲全集でした)。


 
■最高の状態でのSuper Audio CD ハイブリッド化が実現


その変化は録音されたサウンドにもはっきりと表れています。1988年の交響曲第2番は、近めのマイクセッティングにより、暗く厚みのある 弦楽セクションのどっしりとしたピラミッド型のサ ウンドを土台にして、木管と金管が明滅しつつ 花を添える趣があります。特にチェロとコントラバスの重厚な響きは、カラヤン時代のトレード マークで、ベルリン・フィル・サウンドの根幹をな していたことがよくわかります。1989年の第3番、 1990年の第1番と進んでいくにしたがって、エ ンジニアによってより空間性と広がりのあるサウ ンド・イメージが追及され、オーケストラのサウン ド自体も明るさと晴れやかさを増し、やや弦偏 重だったバランスも変化していきます。そして1991年の第4番は、フィルハーモニーよりも小ぶりで、構造も異なるシューボックス型で、残響も多い シャウシュピールハウスで収録されているため、柔和な面持ちさえ湛えた響きが耳に残るほどです。アバドの盟友だったライナー・ブロックの後を継ぐ形でアバドの録音を全面的に担当したクリストファー・ オールダーのプロデュースのもと、ベテランのギュンター・ヘルマンス、その次の世代のクラウス・ヒーマンという名手が、こうしたオーケストラのサウンドの変化を手に取るように克明に記録しています。もとも とが優秀なデジタル録音であり発売以来特にリマスターが施されたことはなかったため、今回は初めて のDSDリマスタリングとなります。今回のSuper Audio CD ハイブリッド化に当たっては、これまで同様、 使用するマスターテープの選定から、最終的な DSDマスタリングの行程に至るまで、妥協を排した作 業が行われています。特に DSDマスタリングにあたっては、DAコンバーターとルビジウムクロックジェネレーターに、入念に調整された ESOTERIC の最高級機材を投入、またMEXCELケーブルを惜しげもなく使用することで、オリジナル・マスターの持つ情報を余すところなくディスク化することができました。
 


【収録内容】
ヨハネス・ブラームス(1833-1897):


[DISC 1]


交響曲 第 1 番 ハ短調 作品 68
[1] 第 1 楽章:ウン・ポコ・ソステヌート~アレグロ
[2] 第 2 楽章:アンダンテ・ソステヌート
[3] 第 3 楽章:ウン・ポコ・アレグレット・エ・グラツィオーソ
[4] 第 4 楽章:アダージョ~ピウ・アンダンテ~アレグロ・ノン・トロッポ、マ・コン・ブリオ
 

[5] 大学祝典序曲 作品 80
 

[6] 悲劇的序曲 作品 81
 


[DISC 2]


交響曲 第 2 番 ニ長調 作品 73
[1] 第 1 楽章:アレグロ・ノン・トロッポ
[2] 第 2 楽章:アダージョ・ノン・トロッポ~リステッソ・テンポ、マ・グラツィオーソ
[3] 第 3 楽章:アレグレット・グラツィオーソ(クワジ・アンダンティーノ)~プレスト・マ・ノン・アッサイ~テンポ・プリモ
[4] 第 4 楽章:アレグロ・コン・スピーリト
 

ハイドンの主題による変奏曲 作品 56a
[5]  聖アントニーのコラール(アンダンテ)
[6]  第 1 変奏(ポコ・ピウ・アニマート)
[7]  第 2 変奏(ピウ・ヴィヴァーチェ)
[8]  第 3 変奏(コン・モート)
[9]  第 4 変奏(アンダンテ・コン・モート)
[10] 第 5 変奏(ヴィヴァーチェ)
[11] 第 6 変奏(ヴィヴァーチェ)
[12] 第 7 変奏(グラツィオーソ)
[13] 第 8 変奏(プレスト・ノン・トロッポ)
[14] フィナーレ(アンダンテ)
 


[DISC 3]
 

交響曲 第 3 番 へ長調 作品 90
[1] 第 1 楽章:アレグロ・コン・ブリオ
[2] 第 2 楽章:アンダンテ
[3] 第 3 楽章:ポコ・アレグレット
[4] 第 4 楽章:アレグロ
 

交響曲 第 4 番 ホ短調 作品 98
[5] 第 1 楽章:アレグロ・ノン・トロッポ
[6] 第 2 楽章:アンダンテ・モデラート
[7] 第 3 楽章:アレグロ・ジョコーソ
[8] 第 4 楽章:アレグロ・エネルジーコ・エ・パッシオナート~ピウ・アレグロ
 
 
 
[録音]
1987 年 9 月(大学祝典序曲)、1988 年9 月(交響曲第 2 番)、1989 年 9 月(交響曲第 3 番、悲劇的序曲)、 1990年 9 月(交響曲第 1 番)、1990 年 11 月(ハイドン変奏曲)、ベルリン、フィルハーモニー
1991 年9 月、ベルリン、 シャウシュピールハウス


[初出] 
大学祝典序曲 423 617-2(1989 年)
交響曲第 2 番 427 643-2(1989 年)
交響曲第 3 番、悲劇的序曲 429765-2 (1990 年)
交響曲第 1 番 431 790-2 (1991 年)
交響曲第 4 番、ハイドン変奏曲 435 349-2(1992 年)


 [日本盤初出]
大学祝典序曲 F32G20314 (1989 年 2 月 25 日)
交響曲第 2 番 F00G20477 (1990 年 2 月 25 日)
交響曲第 3 番、悲劇的序曲 POCG1059 (1990 年 12 月 21 日) 
交響曲第 1 番 POCG1475 (1991 年 12 月 21 日)
交響曲第 4 番、ハイドン変奏曲 POCG1476 (1991 年 12 月 21 日)

 
[オリジナル・レコーディング]
[エクゼクティヴ・プロデューサー] クリストファー・オールダー(交響曲第1番・第3番・第4番、ハイドン変奏曲、大学祝典 序曲)、ギュンター・ブレースト(交響曲第 2 番)、ギュンター・ブレースト/スティーヴン・ポール博士(悲劇的序曲)
[レコーディング・プロデューサー] クリストファー・オールダー
[バランス・エンジニア] ギュンター・ヘルマンス(交響曲第 2 番・第 3 番、大学祝典序曲)、クラウス・ヒーマン(ハイドン変 奏曲、交響曲第 1 番・第 4 番)、ヴォルフガング・ミットレーナー(悲劇的序曲)
 

[Super Audio CD プロデューサー] 大間知基彰(エソテリック株式会社)
[Super Audio CD リマスタリング・エンジニア] 杉本一家(JVC マスタリングセンター(代官山スタジオ))
[Super Audio CD オーサリング] 藤田厚夫(有限会社エフ)
[解説] 諸石幸生 門馬直美
[企画・販売] エソテリック株式会社
[企画・協力] 東京電化株式会社