ヘンデル: 水上の音楽、王宮の花火の音楽 (SACD)

JOHN ELIOT GARDINER ジョン・エリオット・ガーディナー

限定生産 / SACDハイブリッド盤

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レーベル
エソテリック (ESOTERIC)
国(Country)
JPN
フォーマット
SACD
規格番号
ESSD-90242
通販番号
CL-1008310251
発売日
2021年06月11日
EAN
4907034223732

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商品詳細情報

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明晰な解釈に裏付けられた、生き生きと躍動するガーディナーのヘンデル。
ピリオド楽器演奏によるスタンダードを打ち立てた名盤・名録音、
世界初のSuper Audio CD化実現。

■CD時代に爆発的に普及したピリオド楽器によるバロック音楽演奏
20世紀後半のオリジナル楽器演奏の興隆は、音楽学の発展のみならず、同時期のLPレコードやステレオ録音の開発・普及と密接に結びついていました。個性的な響きを持ちながらもどちらかというと繊細で音量も小さいオリジナル楽器の魅力は、大きな空間の演奏会場で接するよりも、クリアでより忠実度の高い録音という手段を用いることでより直接的に体感できたからです。レオンハルト、アーノンクール、ブリュッヘンら1950年代から活動を始めた第1次世代はLPレコードの普及とともにその名を広め、さらにデジタル録音が開発されCDというメディアが登場する1970年代後半からは、ピリオド楽器第2世代ともいうべき新たな演奏家たちが台頭しました。中でもイギリスでは、20世紀前半のアーノルド・ドルメッチのピリオド楽器運動に端を発し、ネヴィル・マリナーの右腕としてバロック音楽の普及に貢献した音楽学者サーストン・ダートやリコーダー奏者デイヴィッド・マンロウの活躍によってピリオド楽器演奏についての素地が固められ、その中で新しい世代ともいうべきピリオド楽器演奏家が次々と登場したのです。トレヴァー・ピノック、クリストファー・ホグウッドと並び、「イギリス古楽界の三羽烏」とも称されたジョン・エリオット・ガーディナー(1943年4月20日生)もその代表的な一人です。

■スペシャリストの枠を超えたガーディナーの広範な音楽活動
ヘンデルはモンテヴェルディ、バッハとともに、ガーディナーが最も積極的に取り上げてきた作曲家であり、録音面でも1976年にエラート・レーベルへの《ディキシット・ドミヌス》を皮切りに、声楽曲、オラトリオ、歌劇などをアルヒーフ、フィリップスとレーベルを横断して続々と発表し、明敏にして爽やかな生命力にあふれた演奏を成し遂げ、従来のヘンデル演奏にはなかった新鮮さが世界的に高く評価されるようになりました。1980年には《水上の音楽》の第1回目の録音をエラートから発売して管弦楽曲への取り組みも開始し、1983年には当ディスクに収録された《王宮の花火の音楽》を珍しい二重協奏曲との組み合わせでフィリップスからリリース。さらに1991年にはやはり当ディスク収録の《水上の音楽》の2回目の録音を実現させています。

■壮麗なヘンデルの代表作
《水上の音楽》と《王宮の花火の音楽》は、ヘンデルのロンドン時代の代表作であり、いずれもイギリス王室の行事と密接に関連をもって作曲されたため、華やかでヴァラエティに富んだオーケストレーションが魅力。演奏については学者や指揮者によってさまざまな形がとられていますが、ガーディナーは、今日一般的なベーレンライターのハレ・ヘンデル全集版に準拠しています。《水上の音楽》では、オーケストラにホルンが使われたイギリスで最初の例である第1組曲→フルートとリコーダー、弦楽合奏による第3組曲→ホルンとトランペットが加わる華麗な第2組曲の順で演奏しており、さらに第1組曲の前後に、3つの組曲とは別に補遺として収められてる異稿(初期稿)を2曲加えているのが特徴です。野外での軍楽演奏の習慣に則って打楽器と管楽器のみで構想・初演されたと言われている《王宮の花火の音楽》は、弦楽パートを加えた形で演奏しています。ガーディナーらしく学術的根拠に裏付けられ、さまざまな舞曲を含む各曲の多彩な魅力を生き生きと開示させつつも、端正な趣きを崩さない演奏解釈は、文字通りピリオド楽器による一つのスタンダードを打ち立てたのです。

■深みのある艶やかな響き
《水上の音楽》は、フィリップス録音には珍しく、アビーロード・スタジオで収録されていますが、ヘルヴェック(プロデュース)+スコルツェ(エンジニア)という日本でも小澤征爾=サイトウ・キネンの録音でたびたび来日してよく知られた名コンビが手掛けたということもあるのか、このスタジオにしては深みのある艶やかな響きが耳をひき、その8年前にウォルサムストウ・アセンブリ・ホールで収録された《王宮の花火の音楽》に引けを取らない音作りが見事です。オリジナル楽器の個性豊かな響きのイメージも見事に捉えられており、エリザベス・ウィルコックとアリソン・バリーが率いる弦楽セクションの雄弁さ、フルートのリサ・ベズノシウクやホルンのアンソニー・ハルステッドらの名手を揃えた管楽パートのヴィルトゥジティを手に取るように味わうことができます。CD時代の優秀収録ということもあって今回が発売以来初めての本格的なリマスターということになり、Super Audio CDハイブリッド化に当たっては、これまで同様、使用するマスターテープの選定から、最終的なDSDマスタリングの行程に至るまで、妥協を排した作業が行われています。特にDSDマスタリングにあたっては、D/Aコンバーターとルビジウムクロックジェネレーターとに、入念に調整されたESOTERICの最高級機材を投入、またMEXCELケーブルを惜しげもなく使用することで、オリジナル・マスターの持つ情報を余すところなくディスク化することができました。 (エソテリック株式会社)

【収録内容】
ジョージ・フリデリック・ヘンデル:

 追補
[1] 11. 表示なし[異稿 へ長調 HWV331/1]

《水上の音楽》 組曲 第1番 へ長調 HMV348
[2] 1. 序曲
[3] 2. アダージョ・エ・スタッカート
[4] 3. アレグロ
[5] 4. アンダンテ
[6] 3. 表示なし (da capo)
[7] 5. プレスト
[8] 6. エア
[9] 7. メヌエット
[10] 8. ブーレ 9. ホーンパイプ
[11] 10. 表示なし  
追補
[12] 12. アラ・ホーンパイプ[異稿 へ長調 HWV331/2]

《水上の音楽》 組曲 第3番 ト長調 HMV350
[13] 16. 表示なし
[14] 17. リゴードン 18. 表示なし
[15] 19. メヌエット 20. 表示なし
[16] 21. 表示なし 22. 表示なし  

《水上の音楽》 組曲 第2番 ニ長調 HMV349
[17] 11. アレグロ
[18] 12. アラ・ホーンパイプ
[19] 13. メヌエット
[20] 14. ラントマン
[21] 15. ブーレ

《王宮の花火の音楽》 HMV351
[22] 第 1 曲 序曲
[23] 第 2 曲 ブーレ 
[24] 第 3 曲 ラ・ペ(平和)
[25] 第 4 曲 ラ・レジュイサンス(歓喜)
[26] 第 5 曲 メヌエット I - II

【演奏者】
イギリス・バロック管弦楽団 [オリジナル楽器使用]
指揮:ジョン・エリオット・ガーディナー

【録音】
[水上の音楽]1991 年 2 月、ロンドン、アビーロード・スタジオ
[王宮の花火の音楽]1983 年 6 月 15 日~16 日、ロンドン、ウォルサムストウ・アッセンブリー・ホール 

 [初出]
[水上の音楽]434 122-2
[王宮の花火の音楽]411 122-1(LP) 411 122-2(CD)

[日本盤初出]
[水上の音楽]PHCP5115(1993 年 2 月 25 日)
[王宮の花火の音楽]28PC5034(LP)、40CD49(CD) (1984 年 7 月 21 日) 

 [オリジナル・デジタル・レコーディング]
 [水上の音楽]
 [プロデューサー]ヴィルヘルム・ヘルヴェック
 [バランス・エンジニア]オノ・スコルツェ
[レコーディング・エンジニア]スタン・タール
[テープ・エディター]ティエルド・フェーヘア *
「王宮の花火の音楽」は録音スタッフの記載なし 
 
[Super Audio CD プロデューサー] 大間知基彰(エソテリック株式会社)
[Super Audio CD リマスタリング・エンジニア] 東野真哉(JVC マスタリングセンター(代官山スタジオ))
 [Super Audio CD オーサリング] 藤田厚夫(有限会社エフ)
 [解説] 諸石幸生、増田良介
 [企画・販売] エソテリック株式会社 [企画・協力] 東京電化株式会社