モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」 (SACD)

CARLO MARIA GIULINI カルロ・マリア・ジュリーニ

TOWER RECORDS DEFINITION SERIES / SACDハイブリッド盤・2枚組 / 限定生産

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レーベル
タワーレコード(CLASSIC)
国(Country)
JPN
フォーマット
SACD
組数
2
規格番号
TDSA203
通販番号
CL-1008385750
発売日
2021年10月13日
EAN
4943674343409
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商品詳細情報

※こちらはタワーレコード様企画の限定販売商品です。タワーレコード様店舗およびWEBでの限定販売が解除されるまでは、弊社にて新品のお取り寄せを承ることは出来ませんので、何卒ご容赦ください。
なお、限定販売が解除されますのは、発売から数ヶ月ないし半年以上経過してからになりますが、生産数に限りがあるセット物などは限定解除前に完売となってしまう場合もございます。あらかじめご承知おきください。

豪華歌手陣と共に若き日のジュリーニによる軽快な指揮が魅力の歴史的名盤!
世界初SACD化。最上の音質を目指し新規で本国アナログ・マスターテープより復刻。
歌詞対訳、新規解説含む152Pに及ぶ解説書付。
シリアル・ナンバー付800セット限定盤


永遠の「フィガロ」と言うべき出来の歴史的名盤を最上の音質で再現!   1959年、ジュリーニが弱冠45歳時に収録された旧EMI音源です。ほぼ同時期に「ドン・ジョヴァンニ」も録音されており、良く熟考された豪華歌手陣とジュリーニによる軽やかで爽快なテンポ感は現代でも非常に魅力的。長く聴き継がれてきた演奏です。SACDで聴く声質は絶品で、この名盤の評価が更に高まることを期待します。優秀録音盤。今回の発売のために本国のオリジナル・アナログ・マスターテープから192kHz/24bitでデジタル化したマスターを用い、SACD層、CD層別々にマスタリング。歌詞対訳、新規解説付。永久保存盤です。

ジュリーニは同時期に「ドン・ジョヴァンニ」も収録しています。こちらの方が過去に市販でSACD化されたこともあり、有名かも知れません。キャストも一部被っていますので共通している点も多く、多くのリスナーにとってはファーストチョイスとして昔から聴いてきた演奏ではないでしょうか。若き日のジュリーニによる軽やかで爽快なテンポ感はこの作品に相応しく、独墺系とイタリア系による混合のソリスト陣もうまくまとめ上げています。演奏に備わる流麗さと端正さがほどよく共存するのは、この演奏の大きな魅力でしょう。録音の質も非常に高く、1959年の収録というのを忘れさせる位であり、声の質感の高さと伸び、艶やかさは抜きんでていると言って良いと思います。マスターテープに残されている情報量の多さは、この作品に例え親しみがない方にとっても感銘を受けるに違いありません。やはり、名盤たる所以を感じる凄い演奏です。この録音はセッションに時間をかけたことと、プロデューサーであるウォルター・レッグの意気込み(例えシュヴァルツコップであっても容赦をしなかったなど:今回の「フィガロの結婚」の解説に、岸純信氏によるコッソットの談話として紹介あり)含め、録音に関わった方々の拘りが感じられます。幸い今回の高音質化により当時の雰囲気まで伝わってきますので、現代の復刻技術の素晴らしさも含め、制作物としての思い入れも感じ取っていただけたらと思います。今回の音源はマスターテープの状態も良く、音質面でも素晴らしい出来です。数々の名曲・名唱にも魅了されるこの盤もまた、高音質化により見事に蘇りました。声に適性があるSACDでは、さらに素晴らしい音質を堪能できると思います。

音質的には今回、本国にあるオリジナルの2Chのアナログ・マスターテープから、従来を超える192kHz/24bitでデジタル化を行ったフラットマスターを使用し最新でマスタリングを行いました。そのためか、今回の音質は緻密さと幅広いレンジ感、近接感をより獲得しており、リアルになった音質で最上の演奏をお楽しみいただけます。一部にはノイズ等も散見されますが、今回もオリジナルを尊重し、バランスを含め、あくまで最小限の範囲で音楽的なマスタリングを目指しました。尚、解説書には岸純信氏による新規文章を掲載しています。

このシリーズでは、SACD層では伸びのある高域と柔らかなニュアンスと共に高い解像度と豊かな音場を、CD層はまとまったしっかりとした音と共に押し出される実在感ある音色を目指しています。CD自体のポテンシャルも高く、むしろ両方の良さを堪能できるSACDハイブリッド盤としてもお楽しみください。

<コンセプト>
旧EMIレーベルはオペラ音源が多数ありますが、CD時代においては一部の有名な音源以外は再発が少なく、尚且つ国内盤では再発時に歌詞対訳が付いていない状況が長く続いていました。最近では輸入盤含め復刻自体が少ないのもご承知の通りです。そのようななか、このDefinitionシリーズではこれまで何作かオペラの復刻にトライしてきました。旧EMIレーベルのポリシー含めわかってきたことのひとつに、オリジナルのアナログ・マスターテープの保存と維持は概ねしっかりしており、LP時代含め再発や新規リマスターが少ないアイテムに関しては、マスターテープ(2ch)の再生頻度が少ないため良いコンディションのものが多いということです。とりわけ再発が少ない盤のなかには、デジタル初期にCDマスターが1度だけしか作られなかった音源もオペラでは多数あることが判明しました。そのため、それらの音源を最新で復刻した場合、昨今のデジタル変換プロセスにおいては従来盤以上に最良の音質で復刻できるため、従来盤との音質差は歴然となります。またオペラの復刻は、録音面において当時はそれぞれ相応のコストをかけて収録されているものも多く、そのクオリティを高音質化でより活かせるという点もプラス要素です。尚、マスターテープの経年変化という問題も存在しますが、旧EMIの音源に関しましては他のメジャーレーベルと比較すると劣化は少な目でした。むしろ前述の再生頻度による差の方が大きいようです。いかに埋もれている名盤の数々をリリースまで持っていけるかということにも注力した上で、今回も復刻アイテムを決定いたしました。以上の事を踏まえ、オペラの重要録音を今後もリリースしていく所存です。
(タワーレコード)

※SACDハイブリッド盤。世界初SACD化
※限定800セット。デジパック仕様
※シリアル・ナンバー・シール付(シリアル・ナンバーは、本体の裏側に貼付しておりますため外から見えず、お選びいただくことはできません。ランダムでのお渡しとなります。ご了承ください)
※2021年最新マスタリング音源使用(SACD層、CD層を個別にマスタリング)。マスタリング・エンジニア:藤田厚生氏
※オリジナル・ジャケット・デザイン使用
※解説:岸純信氏(新規解説)、解説書合計152ページ

【収録内容】
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト:
歌劇「フィガロの結婚」全曲
(全4幕:台本 ロレンツォ・ダ・ポンテ)


第1幕
第2幕 -途中まで-


第2幕 -途中から-
第3幕
第4幕

【演奏者】
フィガロ: ジュゼッペ・タッデイ(バリトン)
スザンナ: アンナ・モッフォ(ソプラノ)
アルマヴィーヴァ伯爵: エーベルハルト・ヴェヒター(バリトン)
アルマヴィーヴァ伯爵夫人: エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)
ケルビーノ: フィオレンツァ・コッソット(メゾ・ソプラノ)
バルトロ: イヴォ・ヴィンコ(バス)
マルチェリーナ: ドーラ・ガッタ(メゾ・ソプラノ)
ドン・バジーリオ/ドン・クルーツィオ: レナート・エルコラーニ(テノール)
バルバリーナ: エリザベッタ・フスコ(ソプラノ)
アントーニオ: ピエロ・カップッチッリ(バリトン)
二人の少女: ジリアン・スペンサー(ソプラノ)/ダイアナ・カニングハム(メゾ・ソプラノ)
フィルハーモニア管弦楽団・合唱団(合唱指揮:ロベルト・ベナリオ)
ハープシコード(通奏低音):ハインリヒ・シュミット
カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮)

【録音】
17-19, 21-25, 27.IX & 21.Xl.1959, Kingsway Hall, London

【Original Recordings】
Producers: Walter Legge, Walter Jellinek
Balance engineer: Douglas Larter

【原盤レーベル】
Warner Classics(旧EMI音源)