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2006年生誕250周年記念最新ライヴ 絶好調! ノリントン&シュトゥットガルトによるモーツァルト =2008年来日記念盤= 第40番、「プラハ」をふくむ、 2タイトル同時リリース! 【演奏】 サー・ロジャー・ノリントン(指揮)、SWR シュトゥットガルト放送交響楽団 【録音】 1)2006年9月12日 2)2006年9月8日 3)2006年9月17日 シュトゥットガルト・リーダーハレ,ヘーゲルザール (2006年シュトゥットガルト,ヨーロッパ音楽祭ライヴ) [DDD/ステレオ] ノリントンが首席指揮者に就任以来、手兵シュトゥットガルト放送響とともに10年をかけて取り組み続けてきた、いわゆる“シュトゥットガルト・サウン ド”。弦楽器にヴィブラート・フリーを徹底するなど、一貫して作曲と同時代の演奏様式により可能なかぎり作品の再創造を標榜するスタイルは、ベートーヴェ ン全集をはじめその都度大反響を呼んできましたが、ここにきて全6巻の完結を前に早くもその総決算との呼び声が高いモーツァルト・シリーズ。2008年の 来日公演に合せて、第40番と「プラハ」をふくめた第3集と第4集が2タイトル同時発売、なお、ここまでで後期の三大交響曲がすべて出揃うことになりま す。 それにしても、底抜けのノリのよさとおもしろさ!ただ、それもこれも入念な研究と考証があればこそで、なかでも前作までに実証ずみ、最大の 聴きどころは創作時期に対応した弦楽器の編成。すなわち、第22番が第1ヴァイオリン4、第2ヴァイオリン4、ヴィオラ2、チェロ2、コントラバス3、以 下順に、第8番が6・6・4・3・3、同じ1779年の第33番と「ポストホルン」交響曲とが6・6・2・2・3、「プラハ」と第40番では12・12・ 8・6・6という具合。これほどはっきりとした形で響きの違いを示した例もほかにないでしょう。また、これに応じて木管、金管楽器の効果の重要性もくっき りと浮かび上がる仕組み。このほかにも、しっかりと通奏低音が聴こえたり(第8番、第22番、第33番と「ポストホルン」による交響曲)、序奏から強烈な 一撃の「プラハ」、考え抜かれたテンポとフレージングの第40番と、どこをとってもいたるところに驚くべき仕掛けが施されていて油断がなりません。キングインターナショナル |
ROGER NORRINGTON / ロジャー・ノリントン
イギリスの指揮者(1934-)