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デイヴィッド・ジンマン75歳記念最新録音は 「ブラームス:交響曲全集」! ドイツの伝統的ブラームス像がここに甦った名演ライヴ! 【演奏】 デイヴィッド・ジンマン(指揮) チューリヒ・トーンハレ管弦楽団 【録音】 2010年4月14,15日 チューリヒ・トーンハレ(ライヴ) (Recording Producer: Chris Hazell / Sound Engineer & Editing: Simon Eadon) ジンマンは、2011年7月9日に75歳を迎えました。1995年以来チューリヒ・トーンハレ管弦楽団の音楽監督を務め、この名門オーケストラをさらなる高みへともたらせつつあります。「ベートーヴェン:交響曲全集」「同:序曲全集」「同:協奏曲全集」「モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲全集」「シューマン:交 響曲全集」といった古典派から初期ロマン派までの作品では、ピリオド奏法を取り入れた大胆で画期的な解釈を聴かせつつ、後期ロマン派の「R・シュトラウ ス:管弦楽曲集」「マーラー:交響曲全集」では、ロマンティシズムにおぼれ過ぎないスタイリッシュさと豊麗さを絶妙に融合させたサウンドを実現させています。 そして今回ジンマンは、ロマン派の頂点に立つブラームスへと挑みました! 「ブラームスは最もロマンティックな作曲家」と語るジンマンですが、その演奏の第一印象は「無骨なブラームス」で、ジンマンの師モントゥーや、スウィト ナーのような伝統的で雄弁なブラームス像を21世紀によみがえらせたもの。弦楽パートにレガート奏法を多用させてロマンティックさを引き立たせ、木管の素 朴な美しさ、金管の強奏のコクを加えています。展開部から再現部へも正調な歩みであくまで構築性を失いません。低音の支えの上に木管楽器が浮かび上がるス タイルは、ドイツの質実剛健さを強く感じさせる重厚な演奏といえるでしょう。ジンマンはブラームスの楽譜の指定にとことんこだわり、記載のないアッチェレ ランドをかけて盛り上げることなどは一切せずに、これだけ情熱的で堂々たる音楽の造型が構築されているのには驚かされます。 チューリヒ・トーンハ レ管弦楽団の本拠地「チューリヒ・トーンハレ」は、ブラームスの立ち会いのもと、1895年にオープンしたスイス屈指の音楽ホールであり、ブラームスとの 深い縁を感じさせますが、トーンハレ管によるブラームス全集は何と今回のジンマン盤が初めて。ジンマンの円熟の指揮、それに手足のごとく敏感に反応する トーンハレ管、そして豊かな音響を誇るホールと、三位一体となった名演を、デッカ時代から一貫してジンマン&トーンハレのレコーディングを手掛けてきたク リス・ヘイゼルとサイモン・イードンのコンビが見事に捉えています。 この演奏は、2010年4月の演奏会で収録されたもので、ジンマンとトーンハレ管のライヴ・レコーディングが発売されるのはおそらく今回が初めてです。 ソニー・ミュージック |
DAVID ZINMAN / デイヴィッド・ジンマン
アメリカの指揮者