バッハと共に生きる音楽人生
シュ・シャオメイ、待望のバッハ平均律第1巻
中国の文化大革命を乗り越えたピアニスト、シュ・シャオメイ。紆余曲折の人生の中、彼女にとってバッハは強さとインスピレーションを与えてくれる音楽でした。日本では「ラ・フォル・ジュルネ」音楽祭で来日し、その深淵な音楽世界を聴かせてくれています。今回のアルバムは、2008年に発売されたJ.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻(MIR 044)に続く平均律第1巻。バッハの音楽の中に入り込み、作品へ命を吹き込んでいくシュ・シャオメイの演奏。バッハの構築性を明確に伝え、自己の内面に語りかけるような静謐な音の運びに脱帽です。決して過度な表現はしない中庸の美を感じさせるアルバムです。 (資料提供:キングインターナショナル)
【収録内容】
J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集・第1巻
DISC1 前奏曲とフーガ 第1番 ハ長調 BWV846~第12番 へ短調 BWV857
DISC2 前奏曲とフーガ 第13番 嬰ヘ長調 BWV858~第24番 ロ短調 BWV869
【演奏】
シュ・シャオメイ(ピアノ)
【録音】
2009年4,5月 ノートルダム・ド・ボン・スクール教会(パリ)
ZHU XIAO-MEI / シュ・シャオメイ
中国出身のピアニスト