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ラルテ・デル・モンド/ ヨハン・カール・フォン・オルドネツ:交響曲集知られざるウィーンの作曲家ヨハン・カール・フォン・オルドネツ(1734-1786)は、低地オーストリア(現在のニーダーエスターライヒ州)地方裁判所に務めており、音楽活動はその仕事の合間に行っていました。彼の幼少期の生い立ちはほとんどわかっていませんが、貴族の中でも下層階級で、寄宿学校であったリッターアカデミーに入学し法律学を学び、ウィーン大学、そして公務員となっています。また音楽的な教育についてもわかっていませんが、様々な経歴書や評判などからヴァイオリンについては若い頃から訓練を受けていたのではないかと推測されています。また、音楽家の未亡人や孤児のために資金を調達するための協会「Tonkuenstler-Societaet」のメンバーでもありました。オルドネツは第2ヴァイオリンを担当しハイドンの弦楽四重奏曲を演奏し、その感情と表現は絶賛されたとも記録されています。彼は仕事の合間に作曲を行っていたわけですが、その量は非常に多く、オペラ、マリオネット・オペラ、ジングシュピール、教会音楽、世俗カンタータ、ヴァイオリン協奏曲、27の弦楽四重奏曲、73の交響曲を作曲したと言われています。オルドネスの作風は実験的でもあり、洗練されたサイケデリックな統一性をもった斬新的なもので、非常に独特で独創的なものです。残念ながら彼の楽譜は、1927年のウィーン司法裁判所の火事でほとんどが焼失していましましたが、わずかに残っている楽譜よりヴェルナー・エールハルトらが復元。ラルテ・デル・モンドの演奏は、ダイナミックな感情をたっぷりに吹き込むことによって、作曲家の優れた資質を表現することに成功しています。 (資料提供:ソニーミュージック)【収録予定曲】ヨハン・カール・フォン・オルドネツ:1) 交響曲 変ロ長調 Brown I:B22) 交響曲 ハ長調 Brown I:C133) 交響曲 ヘ短調 Brown I:F124) 交響曲 ニ長調 Brown I:D5【演奏】ヴェルナー・エールハルト(指揮) ラルテ・デル・モンド【録音】2017年1月、レバークーゼン、Bayer Erholungshaus
WERNER EHRHARDT / ヴェルナー・エールハルト
ドイツの指揮者