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女流チェリスト、カミーユ・トマのDGファースト・アルバム
《カミーユ・トマ / サン=サーンス&オッフェンバック》
フランス/ベルギー出身の若きチェロ奏者、カミーユ・トマが自国の作曲家サン=サーンスとオッフェンバックの作品でドイツ・グラモフォンにCDデビューを果たしました。近年40年以上のドイツ・グラモフォンの歴史の中で女性チェリストとの契約は初となります。カミーユ・トマはベルギーで生まれフランスで育ち、ベルリンで学びパリに住み、様々な国でツアー・スケジュールをこなし、まさに国際派アーティストです。
このアルバムの選曲にもドイツとフランスの文化へのカミーユの愛が感じられます。サン=サーンスはフランスの作曲家、そしてオッフェンバックはドイツとフランスの文化を他に例を見ないほど融合させた作曲家でした。「私は、サン=サーンスの繊細で非常にこまやかな、典型的なフランスの感性と、オッフェンバックの奥深い優美さを自分の中に感じることができます。オッフェンバックはドイツの作曲家の中でおそらく最もパリ風で、私と同じように生活でも仕事でもフランスとドイツ両方にルーツを持っていた音楽家です」(カミーユ・トマ)同じくパリを拠点とするテノールのローランド・ビリャソンとヴァイオリニストのネマニャ・ラドゥロヴィチも録音に参加しています。
2017年の終わりから2018年の年間を通してカミーユ・トマのサン=サーンス:チェロ協奏曲・ツアーが予定されています。 (資料提供:ユニバーサルミュージックIMS)
【収録内容】
サン=サーンス:
1) チェロ協奏曲第1番イ短調Op.33
2) 歌劇『サムソンとデリラ』より「あなたの声に私の心は開く」
3) チェロ組曲Op.16b
オッフェンバック:
4) 歌劇『ホフマン物語』より「ホフマンの舟歌」
5) チェロと管弦楽のための序奏、祈りとボレロOp.22
6) 『森のハーモニー』より「ジャクリーヌの涙」Op.76 No.2[ボーナス・トラック]
7) オペレッタ『パリの生活』より「Je suis Brasilien(私はブラジル人)」
【演奏】
カミーユ・トマ(チェロ)
ローランド・ビリャソン(テノール)(7)
ネマニャ・ラドゥロヴィチ(ヴァイオリン)(4)
アレクサンドル・ブロック(指揮) リール国立管弦楽団(1-3, 5-6, 7)
アンサンブル・ドゥーブル・サンス(4)
【録音】
2017年5月27日、フランス、リール、ル・ヌーヴォー・シエクル
CAMILLE THOMAS / カミーユ・トマ
チェロ奏者