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★「東京・春・音楽祭」におけるワーグナーの『ニーベルングの指輪』でも話題のマレク・ヤノフスキ。2002年から音楽監督として率いてきたベルリン放送交響楽団とフンパーディンクの『ヘンゼルとグレーテル』をリリースします! ★ワーグナーの助手となり『パルジファル』の一部を書いたとされるフンパーディンク。ワーグナーの衣鉢を継ぐ彼が"おとぎ歌劇"という新しい分野で大成功したのが『ヘンゼルとグレーテル』です。原作はかの有名なグリム童話のおとぎ話ですが、フンパーディンクは内容を道徳的宗教的にする一方、舞台効果を考慮し巧みに脚色しています。単純明快な旋律を使い分かりやすく親しみを持たせつつも、ワーグナーを思わせる緻密な構成のライトモティーフを使うなど、こだわりを持った構成となっております。人間味のある円満な人だったと伝えられるフンパーディンクの性格を垣間見ることのできるほのぼのとしたあたたかさに包まれます。内容が家族向きでかつ宗教的なところから、クリスマス前後に上演されることが多く、当録音も2016年12月23日にベルリンのフィルハーモニーにて演奏会形式にて上演されました。 ★ヤノフスキによるストイックな音楽づくりと絶妙な音量バランスは当録音でも傑出しており、各曲の様々な側面を引き出しております。カトリン・ヴンドサム、アレクサンドラ・シュタイナー、クリスティアン・エルスナーなど、ヤノフスキが絶大な信頼を寄せる豪華な歌手陣もさることながら、オーケストレーションも絶品でとりわけ弦楽器の雄弁さは圧倒的です。ワーグナーの権威とも言えるヤノフスキだからこその緻密な解釈が印象的です。また、PENTATONEレーベルが誇る技術陣が結集した高音質録音であることも注目です。 (資料提供:キングインターナショナル) 【演奏者】カトリン・ヴンドサム(ヘンゼル/メゾ・ソプラノ)、アレクサンドラ・シュタイナー(グレーテル/ソプラノ)、リカルダ・メルベート(母親 ゲルトルート/ソプラノ)、アルベルト・ドーメン(父親 ペーター/バス?バリトン)、クリスティアン・エルスナー(お菓子の魔女/テノール)、アニカ・ゲルハルズ(眠りの精/ソプラノ)、アレクサンドラ・ハットン(霧の精/ソプラノ) マレク・ヤノフスキ(指揮)、ベルリン放送交響楽団,ベルリン国立歌劇場児童合唱団、ヴィンツェンツ・ヴァイゼンブルガー(合唱指揮) ライヴ録音:2016年12月23日/ベルリン・フィルハーモニー
MAREK JANOWSKI / マレク・ヤノフスキ