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ナチスから逃れ、1934年にロンドンに移住したドイツのヴァイオリニスト、マックス・ロスタル(1905-1991)はこのイギリスの都市の音楽界の常連となり、イギリス音楽の素晴らしい演奏者となりました。リサイタルのパートナー、コリン・ホースリーとのエルガー、ディーリアス、ウォルトンのソナタの録音は、1954年の秋にArgoのスタジオで行われました。ロスタルの初期のArgo録音、ブゾーニのヴァイオリン・ソナタ第2番はずっと過小評価され誤解されていたこの作曲家の評価を変えた録音として認められました。その時のパートナー、ノエル・ミュートン=ウッドはオーストラリアのピアニストで、1953年に早すぎる死を迎える前のこれが最後の録音でした。そしてこれらの録音に組み合わせたのが1958年10月に作られたドイツ・グラモフォンのアルバムです。ロスタルはモニカ・アースとともにラヴェルと、アースの夫であるマルセル・ミハロヴィチのソナタを演奏しています。ドイツ・グラモフォンの初期のステレオ・サウンドはその完璧なテクニックを生き生きととらえています。CD2枚組。
(資料提供:ユニバーサルミュージックIMS)
【収録内容】
《CD 1》
1-3) エルガー:ヴァイオリン・ソナタホ短調Op.82
4-5) ウォルトン:ヴァイオリン・ソナタ
6-8) マルセル・ミハロヴィチ:ヴァイオリン・ソナタ第2番Op.45
《CD 2》
1-3) ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ ト長調
4-6) ディーリアス:ヴァイオリン・ソナタ第2番
7-9) ブゾーニ:ヴァイオリン・ソナタ第2番ホ短調Op.36a
DECCA初CD化
【演奏者】
マックス・ロスタル(ヴァイオリン)
コリン・ホースリー(CD 1: 1-5, CD 2: 4-6)
モニク・アース(CD 1: 6-8, CD 2: 1-3)
ノエル・ミュートン=ウッド(CD 2: 7-9)(ピアノ)
【録音】
1954年9月(CD 1: 1-5, CD 2: 4-6)、1953年(CD 2: 7-9) ロンドン
1958年10月 ハノーファー(CD 1: 6-8, CD 2: 1-3)
MAX ROSTAL / マックス・ロスタル
オーストリア帝国領テシェン(現・ポーランド共和国チェシン)出身、イギリスのヴァイオリニスト、教育者 (1905-1991)