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最高にスタイリッシュでアーティスティックな女性ピアノ・デュオ・ユニットpiaNA(ピアーナ)による
カプースチン 4手のためのピアノ作品集、ついにリリース!
ニコライ・カプースチン(1937-2020)は、ウクライナ生まれの作曲家でピアニスト。モスクワ音楽院在学中にラジオで聴いたアメリカのジャズ音楽に興味を持ち、クラシック音楽を土台にしつつ、ジャズの要素を取り入れた独自のサウンドを追究し始めました。のちに多くのピアニストが彼の作品を演奏するようになり、その名は一躍世界にとどろくようになりました。
カプースチンの作品をライブなどで取り上げてきたピアノ・デュオ piaNAは、カプースチンと親交を深める中で、作曲家本人から2つの作品を献呈されるという栄誉に輝きました。惜しくも、カプースチンは昨年世を去りましたが、献呈作品の世界初録音を含む4手ピアノの作品集が、piaNAの演奏で、ついに完成しました。
西本夏生はスペインに留学し、当地で本格的にクラシック音楽を学びました。古典から現代まで、幅広いレパートリーを持ち、コンクールでの入賞経験も多く、近年はスペインの作曲家、パスカル・ヒメノの作品集をリリースしています。一方の佐久間あすかも子供時代からヨーロッパや日本で数々のコンクールを踏破したあと、一旦はジャズやポップスの道に進みましたが、それらの経験を活かし、再びクラシックの世界に戻ってきた俊英ピアニスト。まさに、カプースチンの演奏にはうってつけのデュオと言えます。
録音はコロナ禍の中、2020年の10月と12月に慎重な感染対策を施した上で行われ、音の名匠・深田晃氏による透明感あふれる素晴らしい音響に圧倒されます。
【ピアーナ / 西本夏生 & 佐久間あすか プロフィール】
クラシックピアニストとして独自の歩みを進み続ける2人、西本夏生、佐久間(旧姓:松本)あすかによる女性ピアノデュオユニット。互いに違うスタイルを持ちつつもその刺激を共有し、まるで1人で弾いているかのようにシンクロする その演奏は、ピアノを2人で弾くということの本当の面白さを聴くものにも体感させる。2010 年 結成直後より日本国内のみならず、ヨーロッパにおいても様々なシーンで演奏を行い、各地で好評を博している。2012 年にはロシアの作曲家ニコライ・カプースチンの4手作品のみに焦点を当てたアルハバム「piaNA plays Kapustin」をフランス Artist Label社よりリリース。同年、カプースチンより piaNA に「three for two op.145」「capriccio op.146」のピアノデュオ曲2曲が献呈されている。 カプースチンが曲を献呈した、世界で唯一のピアノデュオである。2011年グリーグ国際ピアノコンクール連弾部門ファイナリスト。
(資料提供:キングインターナショナル)
【収録内容】
カプースチン:
[1] スリー・フォー・トゥー~2台ピアノのための3部作 Op.145
[2] 連弾のためのカプリッチョ Op.146
[3] ディジー・ガレスピーの”マンテカ”によるパラフレーズ Op.129
[4] 2つの楽章からなる協奏曲(ピアノ連弾版) Op.30
[5] シンフォニエッタ Op.49
*{1,2]=世界初録音
【演奏者】
piaNA=ピアーナ(西本夏生、佐久間あすか)
セッション録音:2020年10月2日、12月4日/五反田文化センター 音楽ホール
piaNA (PIANO DUO) / ピアーナ (西本夏生 & 佐久間あすか)
日本のピアノ・デュオ