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★17世紀のクラヴサン音楽で、シャンボニエールやクープランと並び称されるべき存在、ジャケ・ド・ラ・ゲールの作品集。今日あまり演奏される機会のないジャケ・ド・ラ・ゲールですが、彼女が生きた当時、賞賛をほしいままにしていました。彼女の霊感に満ちた作品は、楽器の音域をくまなく使うものです。1990年生まれのクラヴサン奏者、マリー・ファン・ラインは、アルバム第1弾(EVCD 019)のマレのオペラのチェンバロ編曲版で高評を得ましたが、ここでもジャケ・ド・ラ・ゲールに光を当てた秀逸のプログラム。ライン自身がジャケ・ド・ラ・ゲールのスタイルを模して書いたドゥーブル(変奏)を自身演奏しているなど、研究にも裏打ちされた説得力抜群の演奏を披露しています。 (資料提供:キングインターナショナル) 【収録内容】・「ラ・フラマンド(フラマン人の女)」~クラヴサン曲集第2巻(1707)より,クラヴサン曲集第1巻(1687年頃)より ・組曲 ヘ調〔Tocade(熱中)、アルマンド、クーラント、クーラントII、サラバンド、ジーグ、カナリア、メヌエット〕 ・組曲 ニ調〔プレリュード、アルマンド、クーラント、クーラントII、サラバンド、ジーグ、カナリア、L'Inconstante 移り気な女(シャコンヌ)、メヌエット&ドゥーブル(マリー・ファン・ラインによるドゥーブル)〕 ・組曲 イ調〔プレリュード、アルマンド、クーラント、クーラントII、サラバンド、ジーグ、シャコンヌ、ガヴォット、メヌエット〕 ・ラ・フラマンドのドゥーブル(マリー・ファン・ライン編) 【演奏者】マリー・ファン・ライン(チェンバロ)
MARIE VAN RHIJN / マリー・ファン・ライン
フランス生まれのハープシコード(クラヴサン、チェンバロ)奏者