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★DOREMIレーベルの「レジェンダリー・トレジャーズ」シリーズより、驚きの重量級アルバムが登場。知る人ぞ知るヴァイオリニスト、スピヴァコフスキーの世界初出音源集4枚組 ! ニューヨーク・フィルとの共演を中心とした8つのヴァイオリン協奏曲と、バッハの「シャコンヌ」を収録しています。
★「シャコンヌ」は何と、いわゆるバッハ弓、湾曲弓(VEGA BACH Bow)を使用しています!古楽復興の波に乗り4つの弦を一気に押さえられるよう考案されたこの弓は史実とは異なるとされ今では誰も顧みなくなりましたが、スピヴァコフスキーが使用してしかも録音していたとはまさに驚きです。彼にとってバッハは子供の頃から特別な存在であったそうで、当時格別の思いを込めてこの弓で演奏したであろうことは想像に難くありません。
★スピヴァコフスキーは1906年オデッサ生まれ。すぐに家族でベルリンに移り、子供時代からヴァイオリニストとして頭角を現します。ピアニストの兄ヤッシャとデュオを組みヨーロッパで演奏活動を行い、また18歳の時にはフルトヴェングラーに認められ(!)ベルリン・フィルのコンサートマスターを務めます。1930年に兄弟デュオにチェリスト、エドモンド・クルツを加えたトリオを結成し、1933年にオーストラリア・ツアーを行います。それがきっかけとなりメルボルン大学のマスタークラスに招聘されオーストラリアに滞在。ソリストとしてメルボルン響との共演や放送用の演奏などをこなします。1940年にアメリカに移住しニューヨーク・デビュー。ロジンスキ率いるクリーヴランド管のコンサートマスターとなります。1943年にはロジンスキ指揮クリーヴランド管とバルトークの第2協奏曲をアメリカ初演。このアルバムに収められた同曲のロジンスキ指揮ニューヨーク・フィルとの演奏はその直後という貴重なもの。アメリカでの評判は大変に高く、「20世紀最高のヴァイオリニストの一人」と讃えられ、その高い技術と豊かな音楽性が常に賞賛されました。ニューヨーク・フィルとの協奏曲で共演した指揮者陣は、このアルバムに登場する指揮者にとどまらずワルター、バーンスタイン、ミュンシュ、クレンペラー、モントゥー、ラインスドルフ、小澤征爾、ミトロプーロスといった錚々たる顔ぶれが名を連ねます。後年はジュリアード音楽院の教授を務め、1998年7月20日、91歳で亡くなりました。 (資料提供:キングインターナショナル)
【収録内容】
[1]J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004より 「シャコンヌ」(バッハ弓による演奏)
[2]ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61
[3]ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77
[4]メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64
[5]バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番 Sz.112
[6]プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番 ト短調 Op.63
[7]フランク・マルタン:ヴァイオリン協奏曲
[8]チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35
[9]ウィリアム・シューマン:ヴァイオリン協奏曲
【演奏者】
トッシー・スピヴァコフスキー(ヴァイオリン)
[2]アメリゴ・マリノ(指揮)、ニューヨーク・フィルハーモニック
[3]ヨーゼフ・クリップス(指揮)、ニューヨーク・フィルハーモニック
[4]ポール・パレー(指揮)、ニューヨーク・フィルハーモニック
[5]アルトゥール・ロジンスキ(指揮)、ニューヨーク・フィルハーモニック
[6]トーマス・シッパーズ(指揮)、ニューヨーク・フィルハーモニック
[7]ロバート・ラ・マーチーナ(指揮)、ニューヨーク・フィルハーモニック
[8]ニルス・グレヴィリウス(指揮)、ストックフィルム・フィルハーモニー管弦楽団
[9]ルーカス・フォス(指揮)、バッファロー・フィルハーモニー管弦楽団
録音:
[1]1969年1月26日/ストックホルム、スウェーデン放送
[2]1963年12月21日
[3]1961年12月7日
[4]1956年11月17日
[5]1943年10月14日
[6]1959年11月19日
[7]1963年12月19日
[8]1960年2月8日
[9]1966年1月23日
以上、すべてライヴ録音
TOSSY SPIVAKOVSKY / トッシー・スピヴァコフスキー
ソ連のヴァイオリニスト