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圧倒的な弓さばきと説得力、鋭く駆け巡る音色
ケラスが奏でる現代作曲家たちの協奏作品集
時に管楽器を思わせる鋭い音色、時に深く抉るような低音、めまぐるしく上下を駆け巡る超絶技巧……。ケラスのチェロのうまさが200%実感できる現代ものの登場。もともとケラスはブーレーズ率いるアンサンブル・アンテルコンタンポランに所属していたこともあり、同じ今という時代を生きている作曲家の作品を演奏し、作曲家とともに音楽を作り上げることに関して特別な思い入れがあります。作曲家のいかなる要求をも実現するテクニックは群を抜いています。そんなケラスによる、現代を代表する作曲家たちの力作がそろいました。すべて世界初録音です。
マントヴァーニの作品は、2003年にケラスのために書かれたもの。シューマンのチェロ協奏曲と同じオーケストラ編成で書かれています。暗い洞窟の中で様々な音が不気味に響くような冒頭部に始まり、激しい盛り上がりを見せ、最後はサラリと終わります。心の原風景を映し出すようなシェーラーの「風の目」。アミの作品は、武満徹の思い出に捧げられており、2000年にケラスによってサントリーホールで初演されました。技巧的な部分もありますが、武満を思わせるような、静寂を聴かせる作品です。どれもケラスの技が光る作品となっています。 (資料提供:キングインターナショナル)
【収録内容】
1. ブルーノ・マントヴァーニ(b.1974):チェロとオーケストラのための協奏曲
2. フィリップ・シェーラー(b.1957):風の目(チェロとオーケストラのための協奏曲)
3. ジルベール・アミ(b.1936):チェロとオーケストラのための協奏曲
【演奏者】
ジャン=ギアン・ケラス(チェロ)
1)ギュンター・ヘルビッヒ(指揮)、ザールブリュッケン放送交響楽団
2)アレクサンダー・ブリジェ(指揮)、ラジオ・フランス管弦楽団
3)ジルベール・アミ(指揮)、パリ管弦楽団
【録音】
1)2005年9月
2)2008年5月
3)2006年9月
JEAN-GUIHEN QUEYRAS / ジャン=ギアン・ケラス
フランスのチェリスト