巨匠カーロイの協奏曲録音
滋味あふれるオトナのピアノにしびれるひととき
ハンガリー出身のピアニスト、ユリアン・フォン・カーロイ(1914-1993)の貴重な協奏曲集。ドホナーニとコルトーに師事し、ハンガリー動乱の際にドイツへ亡命しました。DGとEMIにソロの録音があり、ショパンのアルバムは現行ですが、ここでは入手困難なチャイコフスキーやシューマンが収録されていて大歓迎。カーロイのピアニズムは、師ゆずりの夢見るような柔らかくロマンティックなもので、人間味に溢れています。シューマンの詩情は比類なき絶品。オトナのピアノ演奏を存分に味わうことができます。 (資料提供:キングインターナショナル)
【曲目】
[1] チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 Op.23
[2] シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 Op.54
[3] リスト:ハンガリー幻想曲
【演奏】
ユリアン・フォン・カーロイ(ピアノ)
[1] ギカ・ズドラフコヴィチ(指揮)、バイエルン放送管弦楽団
[2] ロベルト・ヘガー(指揮)、バイエルン放送管弦楽団
[3] エドムント・ニック(指揮)、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】
1,2)1956年頃
3)1948年頃
いずれもモノラル録音
JULIAN VON KAROLYI / ユリアン・フォン・カーロイ
ハンガリー出身のピアニスト(1914-1993)