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タイトルどおりのELVISカヴァー集が10"リリース!
ネイティヴ・アメリカン出自の元、カントリー・ミュージックからキャリアをスタート。やがてロカビリーに傾倒し、パワー・コードの開発など自らロックンロール・ギター奏法を「発明」、50年代には不道徳な若者代表として"RUMBLE"をはじめとした放送禁止ナンバーで名を馳せたLINK WRAYことFRED LINCOLN 'LINK' WRAY JR。
ブルース、カントリー、フォーク、ゴスペル、ネイティヴ・アメリカン・チャント等をベースとしたスワンピーでアーシーな南部アメリカーナ・サウンドを探求した60-70年代前半の不遇の時代を経て、いつしかプロト・パンクやハード・ロックの元祖として再評価。見事70年代後半にはシーンにカムバックし、以降もパンク、ネオ・ロカ、ネオ・ガレージ、オルタナ勢をはじめとした全世代の名だたるギタリストたちに計り知れない影響を与えた偉人です。
ワイルドなインストルメンタル・ギタリストとしての側面だけでなくシンガーとしてのLINKに迫るカヴァー集。単純にELVIS PRESLEYのファンとして録音された90-00年代レコーディングで、LOUD SIDEと銘打たれたA面にはいつもどおりのターボ全開LINK流ロックンロールが収められ、QUIET SIDEのB面にはムーディなLINKが歌うバラッドが収められています。
"YOUNG AND BEAUTIFUL"、"HOME IS WHERE THE HEART IS"、"THAT'S WHEN YOUR HEARTACHES BEGIN"は未発表トラック。全曲モノ。
アルバム・アートワークにはELVISのTシャツをクールにキメるLINKの姿が。。フォトショ加工じゃない!というこだわりの一枚。
LINK WRAY / リンク・レイ