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チェロ界の新女王、ガスティネル~心が開放されてゆくのを感じる、 しなやかでらくらくとしたバッハ 【演奏】 アンヌ・ガスティネル(Vc) 使用楽器:Carlo Giuseppe Testore (1690) しなやかな音楽性と、力強い音色、気品高い音楽 で我々を魅了しているチェロ界の新しい女王、ガスティネルの新譜は、ここで堂々のバッハの登場と相成りました。第1番のプレリュードから、まるで水が流れ たり撥ねたりしているような自然な流れの音楽で、非常にリラックスできる演奏です。第5 番のプレリュード冒頭、地の底で苦しむ人間のうめき声のような音色は圧倒的な説得力。サラバンドは、自由に天と地とを行き来する魂を感じます。どの曲も極 めて深い世界が広がっているのですが、その精神は自由そのもの。ガスティネルと一緒に、天空から地底までを自由に行き来する天使か魂になったような感じに なり、日常生活の瑣末なこと、煩雑な気持ちが開放され、目の前に新たな地平が広がってくるのを感じます。バッハの無伴奏チェロ組曲、というと、聴く方も身 構えてしまう部分がありますが、ガスティネルの演奏は、堅苦しさがまったくなく、バッハのそれぞれの曲が持つ魅力をあっけらかんと私たちに示してくれています。 ガスティネルは、1971 年リヨン生まれ(誕生時の体重は4500 グラム)。5 歳ころからチェロをはじめました。幼い頃は、野球チームのキャプテンを務めるなど、活発な女の子でした。97 年には、パブロ・カザルスも奏でていた伝説の楽器、ゴフリラーの使用を未亡人から認められた才女です。現在はリヨン国立高等音楽院の教授も務める、二児の母。 |
ANNE GASTINEL / アンヌ・ガスティネル
フランスのチェリスト