2,189円(税込)
※5,000円(税込)以上買うと送料無料!新品でも中古品でもOK!
選曲の独自性を求めてレコード会社を移ったハーンらしく、前回のパガニーニ&シュポアに続き、今回もきわめてユニークなカップリングが実現。ここに選ばれ たのはイメージとしては遠く離れた2人の作曲家です。けれども、確かにヴァイオリン協奏曲自体の完成はシベリウスが1903年(改訂05年)、シェーンベ ルクが1936年と時間の隔たりがあるものの、没年に関しては殆ど同時期の1950年代で、シェーンベルクよりもシベリウスの方が後まで長生きしたよう に、この2人はほぼ同時期を生きたという共通点もあります。ハーンはシェーンベルクの作品からロマンティックな味わいを引き出しており、この協奏曲が弾く にも聴くにも難解だと思われた時代を過去のものにするような高度な演奏を繰り広げています。ヴァイオリン協奏曲の大傑作シベリウスの協奏曲は言わずもがな ですが、当盤でサロネンが共演しているのも大きな注目点の一つです。シベリウスも20、21世紀音楽も共に得意とするサロネンらしい見事なサポートと積極 的な音楽造りを行っています。なお、ハーンは、2008年3月にはジャナンドレア・ノセダ率いるBBCフィルとの日本への演奏旅行が予定されており、シベ リウスの協奏曲が披露されることになっています。 【演奏】 ヒラリー・ハーン(Vn) エサ=ペッカ・サロネン(指揮)、スウェーデン放送交響楽団 【録音】 2007年5月(シベリウス)、2007年9月(シェーンベルク) ストックホルム |
HILARY HAHN / ヒラリー・ハーン
アメリカのヴァイオリニスト