カラヤン & フィルハーモニア管、ベートーヴェン:交響曲全集、ミサ・ソレムニス、他 【CD】

  • CLASSIC
  • ニュース

2026.02.13

  • x
  • facebook
  • LINE

  • メール

若きカラヤンの情熱とフィルハーモニアの輝き──LP時代を切り拓いた伝説のベートーヴェン全集、奇跡的に甦った美音による名演奏が、待望のセットが再発売。

1950年代、鋭い洞察力を持つカラヤンは、精鋭のフィルハーモニア管弦楽団を率いて、LP時代におけるベートーヴェンの交響曲全集の先駆けの一つを世に送り出した。このアルバムは、カラヤンが後世に残した作品の中でも高く評価されている。カラヤン最初のベートーヴェン交響曲全集録音となったこのフィルハーモニア管弦楽団とのセッション録音による演奏は、若きカラヤンの颯爽とした指揮ぶりと、フレッシュなオーケストラの健闘ぶりで有名な存在で、LP時代にはモノラルながら聴きやすい音質ということで高評価を得ていました。
全集録音の中の交響曲第9番に、ステレオ・テイクが遺されていたことが判明し、2014年に初めてCD化されることとなりました。この演奏は、カラヤンとフィルハーモニア管弦楽団が1955年7月にウィーンのムジークフェラインザールで4日間のセッションを組んでレコーディングされたもので、合唱にウィーン楽友協会合唱団、ソプラノにエリーザベト・シュヴァルツコップ、アルトにマルガ・ヘフゲン、テノールにエルンスト・ヘフリガー、バス・バリトンにオットー・エーデルマンを起用するという豪華な陣容による名演です。
このボックスセットには、1951年から1958年にかけてフィルハーモニア管弦楽団とともに録音されたベートーヴェン作品が収録されています。交響曲全集(第8番と第9番はステレオ録音)という、彼の最も高く評価されているサイクルに加え、3つの序曲、エリーザベト・シュヴァルツコップとのアリア、スイスの名ピアニスト、ワルター・ギーゼキングを迎えたピアノ協奏曲第4番と第5番、そして《ミサ・ソレムニス》を収録しています。

「カラヤンによる1953年の交響曲第7番の録音は、これまでディスクに刻まれた同曲の演奏の中でも真に最高のものの一つである… 1954年の《田園》は実に奇跡的と言ってよい。カラヤンにこれほどの強い権威と、一般音楽愛好家と批評家の双方に対する特別な魅力を与えたものは何だったのか?それは部分的には、ウォルター・レッグのもとで彼が作り上げることを助けたオーケストラそのものである。フィルハーモニア管弦楽団は名人芸的なオーケストラであり、トスカニーニのNBC交響楽団とほぼ同じくらい完璧なアンサンブルでありながら、より人間的な表現を持ち、個々の個性もより際立っていた。さらに、ウォルター・レッグが監修した録音の驚くべき鮮明さと美しさが加わっていた。」—— Gramophone。

(クラムシェルBOX仕様) ※歌詞対訳は付属しません。