水野修孝 電子音楽全集 【CD】

  • CLASSIC
  • ニュース

2026.05.15

  • x
  • facebook
  • LINE

  • メール

【66年前のテープを奇跡のCD化】
カオス!爆音!電子音!水野修孝の幻の電子音楽を発掘!


水野修孝電子音楽全集 【CD】


※この言葉は、本作にもそのまま当てはまる。体力と気力が充実している時には、ぜひ大音量で体感してほしい。


【瞬間の輝きを ボリューム最大で体感する「カオスサウンド」】
水野修孝の電子音楽の真髄は、精神と肉体の極限の集中が生み出す即興性にある。作曲者自身がこう語っている——「ぼくの音楽は、ボリュームの圧力が命です。小さな音ではなく、大音量でガーンと聴いてほしい」。NHK電子音楽スタジオで制作された大作《怒りの日》に始まり、ノイズ・電子音・波動が限界まで高められた各作品は、ボリューム最大に上げて聴くことを強く推奨する(体力と気力の充実した状態で)。


【シンセサイザー黎明期、日本人の幻の仕事――未発表音源《Meditation》をついに公開】
DISC1に収録の《Meditation 第1番(Buchla)》《Meditation 第2番(Moog)》は、水野が米国ミルズ・カレッジ現代音楽センターで制作した音源。モジュラー・シンセサイザー「Buchla」と「Moog」が世界に登場したばかりの黎明期に、日本人としていち早く最先端機器を使いこなした記録だが、長らく未発表だった。電子音楽史の重要な証言として、再評価されるべき歴史的偉業である。


【《交響的変容》の原点《コンクレートのための交響曲》と《電子音楽〈怒りの日〉》を収録】
DISC2収録『コンクレートのための交響曲』(1960年)とDISC1収録の《電子音楽〈怒りの日〉》(1972年)は、《交響的変容》を構想中に、同様の素材で作ったミュージック・コンクレートと電子音楽の作品である。無数の弦楽器が禍々しくも美しいハーモニクスを奏でるようなDISC2収録《遠隔操作〈不可逆〉-ハウリングのための音楽-》やエレクトーンの急速なダイナミクス変化で音響エネルギーを彫琢する《魚紋》など、特筆するべき作品が多い。


【廃駅・博物館動物園駅の地下で捉えた「奇跡のフィールドレコーディング」】
DISC3には、作曲者が素材として録音・編集したテープから珠玉の録音を収録。現在は廃止された京成「博物館動物園駅」の地下空間で収録されたフィールドレコーディング素材を収録。地下鉄の爆音と独特の残響が交差する、この場所でしか捉えられなかった音の記録は、音楽史と都市史だけでなく、水野修孝の創作の根源に触れる貴重なアーカイブである。


【収録内容】
〈DISC 1〉 日米電子音楽スタジオでの仕事
01〜03. 怒りの日
04. 電子音楽'71
05. Stretta A(別型)
06. Stretta B
07. Meditation 第1番(Buchla)よりB ★未発表の幻の音源
08. Meditation 第2番(Moog) ★未発表の幻の音源


〈DISC 2〉 テープ作品、コンクレート
01〜03. コンクレートのための交響曲
04. 魚紋
05. "遠隔操作"『不可逆』(ハウリングのためのテープ音楽)


〈DISC 3〉 素材(コンクレートのための交響曲関連) 
01. オシレーター(第1楽章素材)
02〜04. ピアノ・コンクレート No.1, No.2, No.3(第2楽章素材)
05〜06. オルガン・コンクレート No.1, No.2(第3楽章素材)
07. 京成博物館動物園駅地下道(素材) ★廃駅での奇跡のフィールドレコーディング


水野修孝(みずの・しゅうこう)作曲・録音・編集
NHKスタジオ、Buchla・Moog黎明期の幻の未発表音源から奇跡の地下鉄録音


(メーカー・販売元資料)