2021/3/10(水)発売予定!新譜ESOTERIC3タイトルご予約受付中!

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2021.02.16

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3/10(水)発売予定のエソテリック新譜3タイトルご予約受付中です!
今回も過去の名作3作品が高音質でよみがえります。
数量限定!ご予約はお早めに!

E-MAIL:ds12_classic@diskunion.co.jp

 

●HERBERT VON KARAJAN ヘルベルト・フォン・カラヤン / アルプス交響曲 (SACD)
国内SACD 3,972円(税込) (エソテリック (ESOTERIC) / ESSG90240 / 4907034223718)



ESOTERIC特約店のみの限定販売
限定生産・SACDハイブリッド盤

※ご予約多数の場合、発売前でも受け付けを終了することがあります。あらかじめご了承ください。
※商品生産の都合上、入荷予定枚数が分納となる場合は、ご予約受け付け順に発送させていただきます。ご予約のタイミングによっては、商品のお届けが販売開始予定日(3月上旬頃)よりも大幅に遅れる可能性がありますことをご承知おきください。
※WEBからの発送は入荷日以降となります。
※制作元完売の際は何卒ご容赦ください。

巨匠が最晩年に愛奏した超弩級の編成を誇る大交響曲。
カラヤンのCD第1号となった名録音がついに世界初Super Audio CDハイブリッド化実現。
ベルリン・フィルのフル編成のスト リングスが唸りをあげる「変容」をカップリング。 

 ■ESOTERIC ならではのこだわりの Super Audio CD ハイブリッド・ソフト
オリジナル・マスター・サウンドへの飽くことなきこだわりと、Super Audio CD ハイブリッド化による圧倒 的な音質向上で高い評価をいただいている ESOTERIC による名盤復刻シリーズ。発売以来決定的名 盤と評価され、現代にいたるまで、カタログから消えたことのない名盤をオリジナル・マスターから DSD マスタリングし、世界初の Super Audio CD ハイブリッド化を実現してきました。今回はドイツ・グラモ フォンと旧フィリップスの名盤から、アナログ・ステレオ初期、ステレオ完成期、そしてデジタル時代初期 という 3 つの時代を代表する名録音 3 タイトルを Super Audio CD ハイブリッドで発売いたします。

■常に技術革新を見据えていたカラヤン
ヘルベルト・フォン・カラヤン(1908-1989)は、録音 や映像という音楽ソフト制作に終生変わらぬ情熱を 持って取り組み、それらを演奏会の代用品という位 置づけから、大量生産と消費が可能な芸術作品へと 押し上げた人物でした。録音方式は 1930年代後半 の SP 時代から 1980 年代のデジタル録音まで、映像 は 1950年代のフィルム撮影から 1980年代のビデオ 収録まで、常に最新鋭の技術革新を採り入れながら 自らのレパートリーを新しいフォーマットで上書きして いったカラヤンですが、特に 1970年代後半から世界 的に実用化されたデジタル録音技術、そしてその延 長線上でフィリップスとソニーが開発したコンパクト ディスクについては、1981年4月、ザルツブルクで記者発表を開いてこの新しいメディアのプロモーション を買って出たほど積極的に支持。その姿勢が広く報道されることがCDというデジタル・メディアがLPに変 わって普及していく上で大きな追い風となったのでし た。当シリーズでもカラヤンのアルバムは何度も取り 上げてきており、R.シュトラウスの作品集もこれまでオペラ全曲盤を入れて 4点のリマスター盤を発売し てまいりました。

■デジタル時代になって初めてカラヤンが取り上げた大作
当アルバム収録の2曲はカラヤンがベルリン・フィルとデジタル録音を行なうようになってからわずか2 年目の 1980年 9月と 12月にドイツ・グラモフォンによるセッションで収録されたものです。R.シュトラウ スの交響詩やオペラは、カラヤンが最も得意とし、またカラヤンという音楽家の特質を最も端的な形で示すことのできるレパートリーであったため、演奏会では頻繁に取り上げ、かつ多くの作品について、 再録音を重ねたわけですが、なぜか「アルプス交響曲」は例外で、この1980年 12月のセッションが、 カラヤンにとってこの交響曲の初めての演奏となりました。オーケストレーションの粋を極めた巨大な編 成であること、作曲者自身が各部に付したタイトルから類推できる豊かなストーリー性を備えていること などを考えると、カラヤンがそれまで取り上げていなかったのが不思議に思えるレパートリーです。カラヤンがこの作品を生涯で初めて実際の舞台にかけるのは録音からちょうど 1年後のことで、それ以後は、本拠地ベルリンはもとより、ツアー演目にも含めるなど、カラヤン最晩年の重要なレパートリーとして定着しました。

■CD 第 1 号に選ばれた 4管編成の「アルプス交響曲」
「アルプス交響曲」は、カラヤンのCD第1号に選ばれた作品でもありました(その際は当盤とは異なり、 1曲 1枚シングル・トラックで、各部の頭出しができませんでした)。この作品は音楽が約 50分間切れ目なく続くこと、4管編成にオルガン、ウィンドマシンとサンダーマシンを加えるという巨大なオーケストラ を駆使したダイナミックレンジの幅広さを考えると、クリアでノイズや歪みのない長時間再生が手軽に保証されるデジタル録音や CDによって初めてその真価が理解されるようになったといえるでしょう。CD時代に入ってからのアルプス交響曲の新録音リリースが相次いだことがその親和性を証明しています が、これに先鞭をつけたのがこのカラヤン盤でした。ストーリー性のある作品でのカラヤンの語り口のう まさは定評のあるところでしたが、日の出から日没までの山の一日とその山に向かう登山者が目にする 光景を音化した「アルプス交響曲」でもその技がフルに発揮されています。作品全体の構成の大きな 把握、滝に水が滴るさまから轟然たる嵐にいたるまで巧緻なオーケストレーションで描写されたさまざ まな事象を実際の音に換えていく鮮やかさ、そして何よりも雄大な自然と対峙する人間(登山者)の胸 に去来する様々な感情の起伏を、カラヤンは見事に描き出しているのです。

■フル編成の弦楽合奏が唸りをあげる「変容」
 一方の「変容」は、カラヤンが世界初録音を担った作品(1947 年 10 月、ウィーン・フィルとの SP 録音) であったにもかかわらず、ベルリン・フィル在任中に取り上げたのはわずか 4シーズンに過ぎず、録音 も 1968年夏にサンモリッツで収録されたドイツ・グラモフォン盤があるのみでした。4管編成の「アルプス交響曲」の巨大なオーケストラとは対照的に、弦楽合奏のために書かれたこの「変容」は、通常の 5部ではなく 23の独立したパートに分かれており、ドイツの敗戦を目の当たりにし、一つの文化や時代 の終焉を痛感したシュトラウスが、陰鬱な響きの中で各パートが繊細に織り成す綾を用いて描き出した 挽歌とでもいう作品です。カラヤンは作品の後半で弦楽器の人数を増やし、フル編成のベルリン・フィルの弦楽パートのマッシヴな重量感を活かして、作品が担う感情の深さをうたい上げています。

■最高の状態での Super Audio CD ハイブリッド化
録音が行われたのはベルリン・フィルの本拠地であるフィルハーモニーで、ドライで引き締まったオー ケストラのサウンドが左右に大きく広がるのはこのホールでのカラヤンの録音の通例です。「アルプス 交響曲」では、表現力豊かで分厚い弦楽パートを土台に、木管パートの表情の多彩さや緻密な名人 芸を乗せ、さらに豪壮な金管の響きを据えられたサウンドが展開されています。弦楽合奏のみで演奏 されている「変容」も、ベルリン・フィルの猛者揃いの各パートの雄弁な動きがトゥッティの大きな響きの 中に埋もれることなく捉えられ、演奏に強靭なパワーが満ち満ちているさまが手に取るように聴き取れ ます。制作面では、1970年代以降のカラヤンの全てのセッションを監督したミシェル・グロッツが音楽 面のプロデュースを担い、エンジニアはヴェテランのギュンター・ヘルマンスが担当するという最強の布陣です。

いずれも初出時から CD と LP がほぼ同時に発売され、さらに「アルプス交響曲」は Original Image Bit Processing でのリミックスによる再発売もされていますが、「変容」の方は発売以来今回が初 めての新規リマスターということになり、2 曲とも Super Audio CD ハイブリッド盤として発売されるのは 今回が初めてです。今回の Super Audio CD ハイブリッド化に当たっては、これまで同様、使用するマ スターテープの選定から、最終的な DSD マスタリングの行程に至るまで、妥協を排した作業が行われ ています。特に DSD マスタリングにあたっては、D/A コンバーターとルビジウムクロックジェネレーター とに、入念に調整された ESOTERIC の最高級機材を投入、また MEXCEL ケーブルを惜しげもなく使 用することで、オリジナル・マスターの持つ情報を余すところなくディスク化することができました。(エソテリック株式会社)

【収録内容】
リヒャルト・シュトラウス

アルプス交響曲 作品 64
[1] 夜
[2] 日の出
[3] 登山
[4] 森にはいる
[5] 小川に沿って進む
[6] 滝
[7] 幻影
[8] お花畑
[9] 山の牧
 


●MAURIZIO POLLINI マウリツィオ・ポリーニ / ショパン: 練習曲集 (SACD)
国内SACD 3,972円(税込) (エソテリック (ESOTERIC) / ESSG90239 / 4907034223701)



ESOTERIC特約店のみの限定販売
限定生産・SACDハイブリッド盤

※ご予約多数の場合、発売前でも受け付けを終了することがあります。あらかじめご了承ください。
※商品生産の都合上、入荷予定枚数が分納となる場合は、ご予約受け付け順に発送させていただきます。ご予約のタイミングによっては、商品のお届けが販売開始予定日(3月上旬頃)よりも大幅に遅れる可能性がありますことをご承知おきください。
※WEBからの発送は入荷日以降となります。
※制作元完売の際は何卒ご容赦ください。

完璧無比のピアニズムを刻んだポリーニの最高傑作。
20世紀のショパン演奏史にポリーニ の名を刻んだ、驚愕の名盤
最新 Super Audio CD ハイブリッド化。

■ESOTERIC ならではのこだわりの Super Audio CD ハイブリッド・ソフト
オリジナル・マスター・サウンドへの飽くことなきこだわりと、Super Audio CD ハイブリッド化による圧倒 的な音質向上で高い評価をいただいている ESOTERIC による名盤復刻シリーズ。発売以来決定的名 盤と評価され、現代にいたるまで、カタログから消えたことのない名盤をオリジナル・マスターから DSD マスタリングし、世界初の Super Audio CD ハイブリッド化を実現してきました。今回はドイツ・グラモ フォンと旧フィリップスの名盤から、アナログ・ステレオ初期、ステレオ完成期、そしてデジタル時代初期 という 3 つの時代を代表する名録音 3 タイトルを Super Audio CD ハイブリッドで発売いたします。

■ポリーニのドイツ・グラモフォンへのセカンド・アルバムにしてその代表盤
イタリアの名ピアニスト、マウリツィオ・ポリーニ(1942年生まれ)が一躍その名を世界に とどろかせたのは、1960年の ショパン国際コンクールで優 勝を飾った18歳の時のこと。 審査員全員一致の推挙であり、しかも審査員長だったルービンシュタインの「私たち審査員の中で、彼ほど上手く弾けるものがいようか」と いう言葉は、ポリーニという存 在がいかにセンセーショナル であったかを物語っています。 ミラノのヴェルディ音楽院卒業のはるか前の 9 歳でデビューを果たした若きピアニストは、しかし、この 直後に公の演奏活動から身を退き、レパートリーの拡充を含めさらに自らの芸術を深めるための研鑽 を続けたのでした。そしてそのドロップアウトの期間を経て 1968 年に演奏活動を本格的に再開し、さら に 1971 年にはヨーロッパ各地への広範はリサイタル・ツアー、それとドイツ・グラモフォンからのデ ビュー・アルバム[ストラヴィンスキー:「ペトルーシュカ」からの 3 楽章&プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第 7 番「戦争ソナタ」](当シリーズで Super Audio CD ハイブリッド化済み)によって、再び世界を驚愕さ せることになりました。その翌年に録音されたのがドイツ・グラモフォンへの 2 枚目のソロ・アルバムがこ のショパンの練習曲集で、ショパン演奏史上のマイルストーンともなる名演が刻まれたのです。

■ピアノの練習のためではない「練習曲」の音楽の在り方を提示
ショパンの練習曲は、19 世紀前半のピアノいう楽器の普及に伴ってニーズが生まれた、ピアノ演奏法 上のさまざまな技術の習得のために書かれた教則用音楽であると同時に、学習課題という目的から連想される無味乾燥さとは無縁の、美しい旋律と和声が織り成す抒情性に溢れた芸術作品でもあります。 ポリーニの練習曲の演奏は、作品のそうした点を十分に汲み取りながら、完璧なまでに均整のとれた タッチとバランスで、全ての音符、全てのフレーズを弾き、私情(あるいは詩情)をはさむことなく音の連 なりだけで成り立つ音楽作品として提示した点にあります。ショパンが 24 の調性に沿って書き分け、 個々の曲に盛り込んだ技巧的な課題を難なく克服し、24 のミニアチュールのそれぞれの理想像ともい える姿を音にして見せたのです。

■「ポリーニ以前」と「ポリーニ以後」
2011 年になって、ポリーニがショパン・コンクール直後の 1960年9月に EMIに録音していた練習曲 全曲が初めて発売されましたが、その旧録音とこの12年後のドイツ・グラモフォン盤とを比較すると、表舞台から去って自らの演奏を見つめなおすことでポリーニが獲得した立ち位置が見えてくるようです。 テンポはほぼ同じであるため個々の曲についての基本的な解釈は旧録音の時点で出来上がっていたことがよく判りますが、音の出る瞬間の異常なまでの緊張感、音と音、フレーズとフレーズを繋ぐ連関 性の緊密さ、非情なまでに感情の動きを排除する姿勢には雲泥の差があります。1973年国内盤LP発売時に使われた「この上に何をお望みですか?」というキャッチコピーの通り、ポリーニがドイツ・グラモフォン盤で打ち立てたこの練習曲集のクリスタルのようにクリアなイメージは、それ以来打ち破られたこ とがありません。

同時期に発売されたアシュケナージ盤と並んで、ピアノを学ぶ音大生のバイブルともなりましたが、ポリーニ盤の方は、学生たちに演奏への憧れとともに、常人では近づくことすらできない 高みを常に意識させられるジレンマをももたらしたのでした。そしてこのポリーニの録音が発売された 時点で、ショパンの練習曲については、「ポリーニ以前」と「ポリーニ以後」という視点で語られることに なりました。ポリーニ自身は、練習曲以後もショパンの作品を定期的にレコーディングでも取り上げ、24 の前奏曲、ピアノ・ソナタ第 2 番・第 3 番、スケルツォとバラードの全曲、夜想曲全曲なども含め、2019 年に発売されたピアノ・ソナタ第 3 番の再録音を含むオール・ショパン・アルバムまで、主要作品を網 羅してきていますが、練習曲については 1 曲も再録音を残していません。

■最高の状態での Super Audio CD ハイブリッド化
録音は 1950 年代からミュンヘンの録音会場として使われ、その優れた音響で知られるヘルクレス ザールで行なわれました。1986 年にガスタイク・フィルハーモニーが出来るまでは、ドイツ博物館内に ある会議ホールとともにミュンヘンの主要コンサート会場でもありました。1,800 人以上を収容できる典 型的なシューボックス形式のホールで、細部をマスクしすぎない適度な残響感、高域から低域までバ ランスのとれた響きの 2 点で録音には最適であり、ポリーニはこのアルバム以降も好んでソロ録音に 使っています。ドイツ・グラモフォンらしいホールトーンを生かしたニュートラルなサウンドではなく、より 近接した音作りで、ポリーニの輝きに満ち、明晰極まりないタッチから生み出される一音一音の鮮烈さ が余すところなく捉えています。

極め付きの名盤ゆえに初発売以来常にカタログから落ちたことがなく、 デジタル時代初期からも CD 化されており、Super Audio CD シングルレイヤー(2012 年)、Original Image Bit Processingによるリマスター(2014年)も含め、繰り返し再発売されてきましたが、今回は初め ての Super Audio CD ハイブリッド盤としての発売となります。今回の Super Audio CD ハイブリッド化 に当たっては、これまで同様、使用するマスターテープの選定から、最終的なDSDマスタリングの行程 に至るまで、妥協を排した作業が行われています。特にDSDマスタリングにあたっては、D/Aコンバー ターとルビジウムクロックジェネレーターとに、入念に調整された ESOTERIC の最高級機材を投入、ま たMEXCELケーブルを惜しげもなく使用することで、オリジナル・マスターの持つ情報を余すところなく ディスク化することができました。   (エソテリック株式会社)

【収録内容】
フレデリック・ショパン

12 の練習曲 作品10
[1] 第1番 ハ長調 
[2] 第2番 イ短調 
[3] 第3番 ホ長調《別れの曲》
[4] 第4番 嬰ハ短調
[5] 第5番 変ト長調《黒鍵》
[6] 第6番 変ホ短調
[7] 第7番 ハ長調
[8] 第8番 へ長調
[9] 第9番 へ短調
[10] 第10番 変イ長調
 


●I MUSICI イ・ムジチ合奏団 / ヴィヴァルディ: 四季(1959年)、他 (SACD)
国内SACD 3,972円(税込) (エソテリック (ESOTERIC) / ESSD90238 / 4907034223695)



ESOTERIC特約店のみの限定販売
限定生産・SACDハイブリッド盤

※ご予約多数の場合、発売前でも受け付けを終了することがあります。あらかじめご了承ください。
※商品生産の都合上、入荷予定枚数が分納となる場合は、ご予約受け付け順に発送させていただきます。ご予約のタイミングによっては、商品のお届けが販売開始予定日(3月上旬頃)よりも大幅に遅れる可能性がありますことをご承知おきください。
※WEBからの発送は入荷日以降となります。
※制作元完売の際は何卒ご容赦ください。

20世紀後半のバロック音楽ブームの火付け役となった、
美麗なカンタービレと豊潤な歌に満ちた、最もイタリア的な《四季》
最新 Super Audio CD ハイブリッド化。 

■ESOTERIC ならではのこだわりの Super Audio CD ハイブリッド・ソフト
オリジナル・マスター・サウンドへの飽くことなきこだわりと、Super Audio CD ハイブリッド化による圧倒 的な音質向上で高い評価をいただいている ESOTERIC による名盤復刻シリーズ。発売以来決定的名 盤と評価され、現代にいたるまで、カタログから消えたことのない名盤をオリジナル・マスターから DSD マスタリングし、世界初の Super Audio CD ハイブリッド化を実現してきました。今回はドイツ・グラモ フォンと旧フィリップスの名盤から、アナログ・ステレオ初期、ステレオ完成期、そしてデジタル時代初期 という 3 つの時代を代表する名録音 3 タイトルを Super Audio CD ハイブリッドで発売いたします。

■巨匠トスカニーニが絶賛したアンサンブル 
20世紀中盤に実現した LP レコー ドの到来・普及とともに一気に加速 したのがいわゆるバロック音楽への 関心でした。1952年、ローマのサン タ・チェチーリア音楽院の学生に よって結成され、イタリア語で「音楽 家たち」という名を冠したイ・ムジチ 合奏団は、そうしたバロック音楽へ の人々の関心を感じ取り、19 世紀 風のロマンティシズムに歪められた ヴィヴァルディやコレッリを始めとす るイタリア・バロック音楽の表現を正 したい、という思いで演奏活動を開 始。第 1 ヴァイオリン 3-第 2 ヴァイ オリン 3-ヴィオラ 2-チェロ 2-コ ントラバス1という弦楽アンサンブル 11 名にチェンバロ 1 名を加えた 12 名というコンパクトな編成を採用し、レパートリーを含む演奏方針に ついてはメンバー全員による合議制という体制を整え、第 2 次大戦後に加速したバロック音楽につい ての研究や楽譜の出版という学術的な正当性をバックグランドにすることで、クラシック音楽の新たな ジャンルの開拓に乗り出したのです。イ・ムジチ合奏団は、1952 年にデビュー後、数年のうちに大きな 成功をおさめ、ヨーロッパのみならず南米アメリカを含む世界的な人気を獲得。イ・ムジチの演奏に接 した巨匠アルトゥーロ・トスカニーニも「ブラヴォー!ブラヴィッシモ!音楽は死んでいなかった!」と激 賞し、その人気の高まりにお墨付きをつける形となりました。 

■空前のベストセラーとなった伝説の《四季》
戦後のバロック音楽ブームは、SP 盤特有のノイズに煩わされずより微細な響きを聴き取る必要のあるこ のジャンルの音楽の特性に最適だった LP レコードの開発とともに大きくなり、1950 年代後半に開発さ れたステレオ技術はそれをさらに加速させました。そうしたブームの象徴となった曲がヴィヴァルディの 《四季》であり、この曲の人気を世界的に爆発させたのがイ・ムジチ合奏団でした。彼らはアンサンブル としてのデビュー後間もなく英コロンビアに録音を開始しますが、1955 年にこのヴィヴァルディの《四 季》のモノーラル録音でオランダのフィリップス・レーベルにデビューしてフランスのディスク大賞を獲得。 そのわずか4年後にステレオで再録音したのが今回久々にSuper Audio CDハイブリッド化される当盤 で、この 2 枚合わせてトータルのセールスが 180 万枚を超えるというクラシック音楽のレコードとしては 空前の記録を達成したのでした。 

■《四季》といえばイ・ムジチの代名詞
イ・ムジチ合奏団の持つ、明るくしかも艶をおびた音色、溌溂としたリズムと明晰さ、見事なレガート奏法、そして各奏者の均質性は、このヴィヴァルディの名曲の再現には最適で、20 世紀後半のこの曲の イメージの原点となったといっても過言ではありません。曲に付されたソネットに記されているような描 写性を特に強調せず、即興的な装飾なども加えず、自然な緩急をつけながらも全体としては妥当なテ ンポを採り、楽譜を忠実に再現する極めてオーソドックスなアプローチは、この曲の持つ美しさを純粋 に味わうことのできるうえでかけがえのないもの。イ・ムジチは CD 時代に至る半世紀以上にわたって フィリップスに《四季》をさらに 4 回の録音を重ねていますが(2012 年に別レーベルに通算 7 度目の録 音を行っています)、その原点ともなったのがこの 1959 年の最初のステレオ録音(通算では 2 度目)で した。ヴァイオリン・ソロを担ったのはコンサートマスターのフェリックス・アーヨ(1933 年スペイン・バスク 地方のセスタオ生まれ)。イ・ムジチの創設メンバーの一人で、1968 年まで 17 年間にわたって在籍し、 第 1 期黄金時代を築き上げました。アーヨの特徴は、何といっても楽器を豊かに鳴らして生み出される 磨き上げられた音色と絶妙なボウイングによる美しいフレージング。これによって、歌う楽器としての ヴァイオリンの魅力が極限まで発揮されています。 

■美しく究められた、尽きることのないレガートの魅力
このイ・ムジチの 1959年盤の特徴は、全編にわたって繰り広げられる途切れることのないレガート奏法の魅力とい えるでしょう。その最高の例が〈春〉の第 1 楽章のあの有名 な主題で、この主題が登場するたびにレガートで奏され、 曲の魅力をこれ以上ないほどに聴き手に伝えます。同じ アーヨが独奏した1955年のモノーラル盤でも、アーヨ以降 のイ・ムジチによるどの《四季》の録音でも、1959 年盤ほど の陶酔的なレガートを採用した例はありません。一つ一つ の音符に歌心を込めることを優先するためにやや遅めの テンポを設定しているのもこの盤の独自性で、そのおっと りとした魅力は他には代えがたい魅力を持っています。併 録の《調和の幻想》からの 3 曲は、アーヨの次代のコン サートマスターとなるイタリア人のロベルト・ミケルッチ (1922-2010)がリードした 1962 年録音の全曲盤に含まれ ているもので、メリハリのはっきりとしたある意味よりモダンな演奏が指向されていることがよくわかりま す。 

■2度目の Super Audio CD ハイブリッド化による決定盤
イ・ムジチの録音の多くは時計で有名なスイスのラ・ショー・ド・フォンにある音響効果抜群のサル・ド・ ミュジックで行われましたが、当盤の《四季》はウィーン(会場不詳)で、《調和の霊感》がスイスとオラン ダ(こちらも会場不詳)で録音されています。いずれも後年のイ・ムジチの録音ほど残響感はないもの の、適度な広がりと明晰度で中低音の響きが充実した、ボディのある弦楽のサウンドを味わうことができ ます。プロデュースを手掛けたヴィットリオ・ネグリ(1923-1999)はヴィヴァルディの研究者として知られ、 イ・ムジチが演奏する楽譜の編纂にもかかわり、1950年代後半からはフィリップスのプロデューサーと してイ・ムジチを始めとする数多くの録音をプロデュースした人物。モーツァルト学者として著名な指揮者のベルンハルト・バウムガルトナーのアシスタントを務めたこともあるプロの指揮者でもあり、後年は ヴィヴァルディの宗教曲集や歌劇《ティート・マンリオ》など指揮者としての録音もフィリップスに残してい ます(アーヨとは 1975 年にベルリン室内管弦楽団と《四季》を再録しており、この 1959 年盤とは正反対 の、アイデア満載で、手練手管を尽くした立体的で歯切れのよい演奏を成し遂げています)。

極め付き の名盤ゆえに初発売以来常にカタログから落ちたことがなく、デジタル時代初期からも CD 化され、 Super Audio CD ハイブリッド(2004 年)、DSD マスタリング(2017 年)も含め、繰り返し再発売されてきま したが、今回は 17 年ぶり 2 度目の Super Audio CD ハイブリッド盤としての発売となります。今回の Super Audio CD ハイブリッド化に当たっては、これまで同様、使用するマスターテープの選定から、最 終的な DSD マスタリングの行程に至るまで、妥協を排した作業が行われています。特に DSD マスタリ ングにあたっては、DA コンバーターとルビジウムクロックジェネレーターとに、入念に調整された ESOTERICの最高級機材を投入、またMEXCELケーブルを惜しげもなく使用することで、オリジナル・ マスターの持つ情報を余すところなくディスク化することができました。 (エソテリック株式会社)

【収録内容】
アントニオ・ヴィヴァルディ
ヴァイオリン協奏曲集《四季》
協奏曲 第 1 番 ホ長調 RV269 《春》
[1] 第 1 楽章 アレグロ
[2] 第 2 楽章 ラルゴ
[3] 第 3 楽章 アレグロ(ダンツァ・パストラーレ[田園舞曲])

協奏曲 第 2 番 ト短調 RV315 《夏》
[4] 第 1 楽章 アレグロ・ノン・モルトーアレグロ 
[5] 第 2 楽章 アダージョープレストーアダージョ
[6] 第 3 楽章 プレスト(テンポ・インペトゥオーソ・デスターテ[激しい夏のテンポで]) 

協奏曲 第 3 番 へ長調 RV293 《秋》



※店舗受取サービスはディスクユニオン・メンバーズ限定のサービスとなります。

引用元: https://diskunion.net/
https://diskunion.net/portal/ct/detail/CL-1008260922B29
https://diskunion.net/portal/ct/detail/CL-1008260924B29
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