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DITCと深い繋がりを持ち90年代中期からNYCでアンダーグラウンドヒップホップのRadio DJ として活動していたJames Ellisonが主宰し、Golden Era期のレアな地下作品を発掘するNo Sleep Recordings 記念すべき第1弾。"Kwest Tha Madd Lad" Comeback。そうです、Early 90’s Hiphop ファンにはお馴染みのILL LabelやAmericanからリリース、Fondle’EmやRawkus作品にも客演してきたレペゼンQueensのKwest Tha Madd Ladのレア音源、未発表曲を収録したアルバムをリリース。本国でのプロップスの高さとは裏腹に、ハードコアなアナログユーザー以外は日本ではいまいち評価されていないKwest Tha Madd Lad ですが、ジャケにも現れている通りファンキーでユーモアタップリなラップとキャッチーで色鮮やかなトラックはNYというよりは、Pharcyde周辺に近いノリで、過去にKwestの作品を手に取り、そういった印象を受けている方も多いのではないでしょうか。本来は1994年にリリースされるはずだったファーストアルバム"101 Things To Do With Your Girl"が96年にリリースされ、弱小レーベルAMERICAN からのリリースだったためにプロモーションもしっかりされず、クラシックス間違いなかった内容だったにも関わらず、殆ど売れずその後のリリースは2.3 タイトルのみという不運のアーティスト人生を送ってきましたが、リリシストとして高い評価を受け、フリースタイルに関してはPercee-Pとも肩を並べる扱いを受けるKwestがようやく日の目を浴びます。ファンキィこの上ないビートも素晴らしい限り。
KWEST THA MADD LAD
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