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台湾のフォーク・バンド、Four Pens史上最高の名曲が7インチ・カット!孤高の音楽家、haruka nakamuraによるリミックスを収録。
国立台湾芸術大学の音楽サークルで結成されたソングライターのBiboを中心に、女性シンガーのCandace(小四)、メタロフォン奏者のSunny(咨咨)の3人組。メンバーの名前を組み合わせから四枝筆樂團(フォー・ペンズ)と名付けられた。2014年にはfastcut recordsから日本デビュー盤となる『one day』をリリース、2015年春にはノルウェーのSSW、Dylan Mondegreenと来日ツアーを行い、その確かな演奏力で日本でのファンベースも確立させる。
「Summer Tragedy」は来日公演でもハイライトとなった、彼らの新境地的ナンバーで、今年に入り台湾のスタジオで数ヶ月に渡り録音された楽曲。haruka nakamura feat. Nujabes「Lamp」を思い出させるアコースティック・ギターが印象的な夏の終わりをテーマにした切ないラブソング。彼らの来日ツアー中にDJ出演した橋本徹氏もFour Pens演奏中に“haruka nakamuraくんの曲のようだ”と喩えた、現行の台湾ポップ・シーンの中でも際立った曲。録音完成後、haruka nakamura氏へのリミックスオファーが実り、リミックスがPIANO ENSEMBLEのツアー多忙の中、実現しました。
Biboのアコースティック・ギター、深い表現力を持つCandaceの声、より切なく楽曲を彩るSunnyによるキーボード、台湾の名プロデューサー、Yuchain Wangのスタジオにてヴィンテージ機材を用いた温もりのある仕上がりのオリジナル・ヴァージョン、原曲のCandaceのヴォーカルを活かしつつ、初期のManitobaやBibioを彷彿とさせるエレクトロニカ・ビートに、haruka nakamuraの美しいピアノ・アレンジ、アップライト・ベースのウォーミーな音像が重なり、Bjorkの「Hyperballad」すら想起させる原曲を完全にリコンストラクトした極上のリミックスをカップリング。
アートワークは台湾のフォトグラファー、Puzzleman Leungの撮りおろし、モデルには日本の雑誌等でも活躍するPIPIが起用された美しいスリーブとなっています。
2015年の春にFour PensがDylan Mondegreenと来日ツアーを行った際、ライヴとライヴの間のDJを担当した。「Summer Tragedy」はそのとき、Fastcut Records主宰の森川くんが、Nujabesにも近い感触があると思う、と話していた曲で、僕は大好きなharuka nakamura feat. Nujabesの「Lamp」みたいなコラボレイションが実現したらいいね、と応じたのを憶えている。あれから1年半、その曲のharuka nakamuraによるリミックスも収めた7インチ・シングルがリリースされるという。少しでも多くの音楽ファンに届いたらいいなあ。
---橋本徹(SUBURBIA)
FOUR PENS / 四枝筆樂團