バーズからCSN、ソロと60年以上に亘って自身の音楽世界を追い求めてきたデイヴィッド・クロスビー。その彼が1990年代後半に結成したプロジェクト、CPRのスタジオ・アルバム2作が復活!全米ラジオ・ヒット「Katy Did」を収録した、美しいヴォーカル・ハーモニーと洗練されたジャジーなロック・サウンドをさらに突き詰めたセカンド・アルバム『JUST LIKE GRAVITY』発売!
■ 1992年、マーク・コーンのバンド・メンバーだった時、クロスビー、スティルス&ナッシュのオープニングを務めたことをきっかけに知り合ったジェフ・ピーヴァー。そしてクロスビーが肝臓移植を受けたことがきっかけとなり、会うことができた生き別れていた実の息子、ジェイムス・レイモンド。その二人とクロスビーが結成したトリオ・プロジェクトがCPRである。1997年、トリオとして初めてのツアーを行った3人は1998年1月、その模様を収めたライヴ・アルバム『LIVE AT CUESTA COLLEGE』を発表した。その後、彼らはサンタモニカにあるジャクソン・ブラウン所有のグルーヴマスターズ・スタジオに入り、セルフ・タイトルのデビュー・スタジオ・アルバムのレコーディングに取り掛かったのだった。1998年3月にリリースされた、そのデビュー・スタジオ・アルバム『CPR』には、3人による11のオリジナル楽曲を収録。美しいヴォーカル・ハーモニーと洗練されたジャジーなロック・サウンドは当時高い評価を集めた。
■ その後、ロサンゼルスのThe Wilternでのライヴを収録したアルバムを挟み、2001年にリリースしたのがセカンド・スタジオ・アルバム『JUST LIKE GRAVITY』である。前作からの美しいヴォーカル・ハーモニーと洗練されたジャズ・ロック・サウンドをさらに突き詰めたこのアルバムからは、クロスビーとピ―ヴァーによる「Katy Did」が、全米ラジオでヒットとなった。今回の復刻にはオリジナル・アルバムに、3人のメンバーとのインタビューを交えた新規ライナー・ノーツを掲載したCDブックレットが収録されている。