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トゥーツ・シールマンスの後継者との評価も得たハーモニカのオゥリオ8 作目の作品
1964 年パリ生まれのハーモニカ奏者、Olivier Ker Ourioの最新作品。クロマチック・ハーモニーを父親に手渡されたのは、8 歳の時。最初はオモチャでしかなかったその楽器も、いつしか、Ourio のパッションを表す生涯の楽器に。97 年にデビューしてからこれで8作目の作品になります。デビュー作では、デヴィッド・キコスキ、エド・ハワード、クラレンス・ペンといったそうそうたるNYのミュージシャンと共演。その作品で、メディアから“トゥーツ・シールマンスの唯一の後継者”との評判を得て以来ヨーロッパを中心に、話題の存在に。2001年の作品『A Ride with the Wind』では、実際にトゥーツ本人と共演も果たしてもいます。本作は、朋友Emmanuel Bexと新しいリズム・セクションを迎えた一作。ハーモニカ独特の哀愁感、サウダージ感と共に、陽光溢れる明るい色彩感が、水彩画のように瑞々しい一作。ボサやサンバといったブラジリアン・リズムもミクスチャー。Emmanuel Bexの洗練されたサウンドも印象的です。(新譜案内より)
■Olivier Ker Ourio(hca, g ), Emmanuel Bex(org, vo), Nicolas Moucazambo(perc), Matthieu Chazarenc(ds)
OLIVIER KER OURIO / オリヴァー・カー・オゥリオ