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驚異の声域と胸うつ唄に世界が心酔!
ペルーの歌姫イマ・スマック不滅の名唱集 5オクターブ半という超人的な音域のボイスを駆使して生む異次元の歌世界。加えてそのエキゾチックな容姿が一体となった魅力で、1950年から60年代初頭にかけて一世を風靡したイマ・スマック(1923 - 2008)。コロラトゥーラ・ソプラノの高音域からバスの低音域までも発する驚異の歌声は、“世界一広い声域を持つ歌手”としてギネス世界記録にも認定されていた。
ペルーのカハマルカ県イチョカン村に生まれた彼女は、幼い頃から唄うことが大好きだったという。13歳のときに村のイベントで唄っていると、臨席していた県の高官に認められ、以後プロの道に進むことになる。1942年にラジオ・デビューを果たし、その頃に知り合ったモイセス・ビバンコ (1918 - 98)と同年6月に結婚。彼はペルーでも民俗音楽の盛んなアヤクーチョ出身で、ギターが巧み、作編曲の腕前も一流、またグループを率いて活動するやり手の音楽家だった。そんな彼と公私ともにパートナーとなったことは、イマ・スマックが世界に羽ばたく上で極めて有効だった。
その存在を知った米国の高名な作編曲家のレス・バクスターから声がかかり、彼の推薦でイマ・スマックは米キャピトル・レコードと契約、全8曲の全てをバクスターの指揮で録音した。彼女が27歳となったばかりの1950年10月に発売となったのが25cmLP “VOICE OF XTABAY”で、彼女の名はこの全米デビュー・アルバムで世界に轟くことになる。
本作には、52年に発表した第2作“Legend of the Sun Virgin”、53年の“Inca Taqui”、54年の “Mambo!”、57年の“Legend of the Jivaro”、59年の初ステレオ録音“Fuego del Ande”という、彼女の絶頂期に当たる1950年代に遺した6枚の名盤から26曲を厳選収録。中でもイマ・スマックが夫モイセスとエクアドルのアマゾン上流に居住し首狩族として知られるヒバロ族の集落を訪れて滞在し交流を深め、彼らが伝承する唄や舞曲の取材や収集。それをもとに発表した『Legend of the Jivaro ヒバロ族の伝説』は、神秘に包まれていたヒバロ族の生態をも伝える貴重な意欲作であり、本作では特に7曲を収録。発表から60~70年経った今も、強烈なインパクトで聞く者の心を揺さぶる驚異のボーカルは深い感動をよばずにおきません! ●選曲・解説=竹村淳/日本独自制作盤
<メーカーインフォより>
YMA SUMAC / イマ・スマック