ジョーイ・バッドアス率いるPro ERA Crewに所属し、ヒップホップのビースト・コースト・ムーブメントを牽引しながら、ソロ・アーティストとしてはハードコアなドラムンベース作をリリースして注目を集めたリー・バノンが<Ninja Tune>からは2作目となるオリジナル・アルバムを発表!!
先行解禁された「Artificial Stasis」(M-2)ではまるでKLFとイーノを配合したような超ドープなドローン/アンビエントを披露し、早速ジャンルに捉われない独自のスタイルを追求。鍾乳洞アンビエントの中をロボ声の亡骸がセンチメンタルに彷徨う「Paofex」(M-7)やローレン・コナーズを彷彿とさせるブルージーなギター・アンビエント「Shallowness is the root of all evil」(M-6)や「DAW in theSky for Pigs」(M-11)、ジャングル・ビートの断片を荒々しくペーストして前作の流れを汲んだ「Inflatable」(M-10)に暴力的にうねるエレクトロ・ベースにハメられたあとに弦楽の荒野へと辿り着く「Memory」(M-14)などまさに‘アートコア’な楽曲で埋め尽くされた深世界。現代ブラック・エレクトロのカリスマ、アクトレスやディーン・ブラントに急接近する誰もが予期しなかった怪作がここに!
LEE BANNON | リー・バノン サクラメント出身、現在はNYに活動の拠点を置くプロデューサー、リー・バノン。2012年にフライング・ロータスやデイデラス、ミロシュも作品を残す〈Plug Research〉からデビュー。ジョーイ・バッドアス率いるPro ERA Crewにも所属し、ビースト・コースト・ムーヴメントを牽引。ベースからトラップ、ドラムンベースまでそのエクスペリメンタルなビートメイクとハイペースなリリースで注目を集めながら、アルバム『Alternate/Endings』を引っ提げ2014年には待望の来日公演も果たした。2015年7月には早くも<Ninja Tune>からは2作目となるフル・アルバム『Pattern of Excel』をリリースする。
