ジャン=リュック・ゴダールの膨大なアーカイブから紡ぎだされた映像+音響作品
ジャン=リュック・ゴダールの膨大なアーカイブから紡ぎだされた映像+音響作品
3,300円(税込)
※5,000円(税込)以上買うと送料無料!新品でも中古品でもOK!
ヌーヴェルヴァーグの巨匠、ジャン=リュック・ゴダールの倉庫から膨大な彼のアーカイブ(フィルム、メモ、本のコレクションなど)から丁寧に撮影し、またオリジナルフィルムから音源を集取し、新しい映像と音響作品を構築。これまでにパティ・スミスやナン・ゴールディンなどとコラボレーションを行ってきたSOUNDWALK COLLECTIVEの金字塔的な映像作品が遂にDVD+テープでリリース!
Jean-Luc Godardの長年のサウンドエンジニアであるFrancoisMusyと私はゴダールが住んでいるスイスから、彼のアーカイブの倉庫があるフランスのカンタールまで、10時間運転しました。私のアイデアは、DeutschlandradioとRadioFranceCultureのアーカイブ内の録音から新しい作品を制作することでした。
倉庫に入ったら、本、テープ、メモ、切り欠き、彼の思考の完全な地図でいっぱいの箱にあるその無限のシリーズの前で、私はこれらすべての断片化された材料が私たちの作品になると確信しました。これが、「What We Leave Behid」という考え方が生まれた理由です。
音はそれ自身の存在であり、音として使われるべきです。それぞれの音はそれ自身の価値、色を持っています。葉の向こう側に波打つ風の音、声を覆う遠くの飛行機、鳴っている電話、叩いているドア。ゴダールのアーカイブのテープを聞いて、あなたはこれらは感じる事が出来るでしょう。
多くのテープは、Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Bandで使われていたのと同じテープレコーダーであるStuder J37で再生しなければならなかったものもありました。
ここにある多くのテープは最終カットをしなかった断片でいっぱいであり、そしてこれらは決してこれまで聴かれることがなかったのですが、今、この新しい作品を通して復活しました。
マイクチェックやシューティング前、終わりのクラップ指示を削除する事よりむしろ反映しています。
彼らは時間の経過について語っています。それらはタイムスタンプであり、問題は、いつ停止するのか、いつストーリーを終了するのか、いつ停止する必要があるのか、ということです。
1つの箱の中に、ゴダールが赤で下線を引いたPaul Kleeの言葉です。
“Art plays an unknowing game with the ultimate things and yet reaches them nonetheless!
Art does not give the visible but, instead, makes visible”.
Stephan Crasneanscki, 2018
Realisation: Stephan Crasneanscki
Reel-to-reel Tape Transfer: Simone Merli
Mixed by Tyler Friedman at Sakha Studio, Berlin
Mastered by Stefan Betke at ~Scape Mastering, Berlin
Produced by Soundwalk Collective with Marcus Gammel [Deutschlandradio]
DVD : 44:35
Format : PAL / Region : ALL
CASSETTE TAPE (includes Download Code)
SIDE A: What We Leave Behind - 22:38
SIDE B: What We Leave Behind - 22:11
SOUNDWALK COLLEKTIVE
N Y とベルリンを拠点に活動しながら、自然、人類学、民族誌学、非線形の物語、心理地理学とレコーディングなどを織り交ぜながら作品制作を行います。また彼らはその資料を特定の場
所に直接リンクし、調査の為のフィールド・ワークを長期間必要とし、それらの作品はサウンドインスタレーション作品や音楽作品として発表しています。これまでの作品ではベルリンのク
ラブであるベルグハイン、ナン・ゴールディン、ジャン=リュック・ゴダールとの共同制作があり、そして2016年 と2019年にはパティ・スミスとのコラボレーションを実現させました
SOUNDWALK COLLECTIVE