今Kポップの人気が世界的に高まっている。2019年4月には、BTS (防弾少年団)の最新アルバム『MAP OF THE SOUL : PERSONA』が配信直後にアメリカ、カナダ、イギリスなど、全世界86の国と地域のiTunesチャートで1位を獲得。さらに韓国ではラッパー/プロデューサーのオーディション番組『ショウ・ミー・ザ・マネー』がテレビで放映され、そこから数多くのヒップホップ・スターが誕生。このKヒップホップの勢いは韓国のみならず、日本、タイ、中国、東南アジア圏のヒップホップ・シーンからも注目され、近年では国籍を越えたアーティスト同士のコラボレーションが活発化している。この特集では、そんなKポップ/ヒップホップの音楽制作に携わる日本と韓国のプロデューサーたちを直撃。彼らの制作スタジオを取材し、機材や音作りのこだわり、音楽的ルーツなどについて語ってもらった。