これまでに様々なコラボレーターを巻き込みジャンルも時空をも超越し世界を驚かせ続けてきたコッペ。オペラ x モジュラー・シンセ 『na na me na opera』(2019年)、幼少期に最初に触れたエレクトリック・ピアノに回帰したソロピアノ作品『蜜 (MITSU // 25 RPM)』(2021)に続く最新作はなんとジャズ!
ジャズ・スタンダード「Lullaby of Birdland」「Cry me a river」「My Funny Valentine」、ボサノバの名曲「How Insensitive」等のカバーに、コッペの2015年作『20rpm』に収録のジェイコブ・コーラーと共作したオリジナル楽曲「Ajisai」も最新録音ヴァージョンで収録。今作もアートワークはデザイナーズ・リパブリックが手掛けており、ジャズの名盤として知られるボビー・ハッチャーソン『ハプニングス』のアートワークをオマージュ。更にジョン・ゾーンのレーベルの諸作から、ローリー・アンダーソンやロイ・ハーグローヴまで手掛け、グラミーも受賞したマーク・ウルセリがマスタリングを担当している。
