MUSIC FOR 'CYBER CAFE' [LP] / 「電脳カフェ」のための音楽 [LP]

YUJI TAKAHASHI / MAMORU FUJIEDA 高橋悠治 / 藤枝守

[通常LP] 現代音楽とサイバーオカルトが野合した日本の電子音楽裏歴史が新装リプレス!!

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3,300円(税込)

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レーベル
エム・レコード (em RECORDS)
国(Country)
JPN
フォーマット
LP(レコード)
規格番号
EMC019LP2
通販番号
1009097884
発売日
2025年10月03日
EAN
4560283215745
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商品詳細情報

新装リプレス。現代音楽とサイバーオカルト感覚が野合したかのようなサウンド・インスタレーション・イベント「池袋電脳カフェ」(1991 年)のために制作された幻のカセット『Computer Café Music』の CD・LP 復刻。両ヴァージョンとも装丁を変更した 2025 年仕様。解説:川崎弘二。


本作は高橋悠治が 1991 年 9 月に西武・アールヴィヴァン運営のスペースで企画したイベント「池袋電脳カフェ」のために制作された幻のカセット『Computer Café Music』の復刻である。これは高橋悠治と藤枝守のマック(※1)を用いたコンピューターシステムの共演で、柴田南雄宅で櫻井卓の手により録音。高橋がマックでコントロールしたサンプリング音源、藤枝が MAXでプログラムを組んで操作した音響システムおよび FM 音源(※2)が流れる、ほとんど意味不明のサウンドが収録された。当時のパンフレットに高橋が寄せた言葉「日常のゆらめく時間のなかに暗い電脳空間の半透明な座標軸が陽炎のように見え隠れする」は、彼がサイバーオカルト的なものに憑かれていた可能性を示唆し、また、当時の取材記事で「来なかった人も重要。(中略)何かが起こっていたらしい、と後で知る。そのイメージから全然別のものが出てくる可能性がある」と語ったのは予言だったか。理性が基根をなす現代音楽と怪しい電脳オカルト的世界が交錯したのはごく短い期間であり、本作はそれをピンポイントで記録した類い希な裏歴史資料である。解説は日本の電子音楽の泰斗、川崎弘二。

ソングリスト

  • 01. Morning [4:44]
  • 02. Afternoon [9:38]
  • 03. Evening [9:34]
  • 04. Night (Remix) [4:40]