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1992年に惜しくも他界してしまった、アヴァン ギャルド/エクスペリメンタルとディスコ/ガラージをつなぐ、もっとも重要な、そしてもっとも見過ごされてきたミュージシャンのひとり、アーサー・ラッセ ル。その偉業を伝える米オーディカ・レコード発リイシュー・シリーズの4タイトルを紙ジャケ仕様でリリース!
『ワールド・オブ・エコー』
故 アーサー・ラッセルの1980年から86年までのソロ・パフォーマンスを集めた、86年にアップサイドからリリースされ、翌87年、ラフ・トレードからも ライセンス・リリースされた彼の最後のソロ・アルバムにして最高傑作、『ワールド・オブ・エコー』! 「Let's Go Swimming」や「Tree House」、「Wax The Van」といった、彼のディスコ・クラシックのドラムレス・ヴァージョン等、オリジナル・アルバムの14曲に加え、『Sketches From World Of Echo』からの未発表音源4 曲の全18曲を収録! 明らかな天才が生み出した、危険なまでに甘美でサイケデリックな奇跡の音楽 ! (メーカー・インフォ参照)
『コーリング・アウト・オブ・コンテクスト』
ジョン・ケージやフィリップ・グラスといった現代音楽家からアレン・ギンズバーグ、そしてラリー・レヴァンやフランソワ・ケヴォーキアン、ウォルター・ ギボンズをつなぐチェロ奏者/コンポーザー/プロデューサー、アーサー・ラッセル。アヴァン/エクスペリメンタルからディスコ/ガラージへと渡り歩いた彼 の未発表音源全12曲で構成されたコンピレーション。1985年の未発表アルバム『Corn』、そして、ラフ・トレードからリリースされる予定だった、 1986年から1990年の録音を集めたアルバムの音源を中心とするもので、内容は極上。確実に向こうにイケる。
『ファースト・ソート・ベスト・ソート (2CD) 』
廃盤となっていたアーサー・ラッセルのインストゥルメンタルとオーケストラ用の楽曲に加え、45 分以上にも及ぶ未発表作品を2枚のCD にコンパイル。本作は、アーサー・ラッセルの膨大な録音の中から、埋もれていた珠玉のインストゥルメンタル作品を集めた重要なコレクションであり、彼の遺 産、そしてその天才性により焦点を当てたものである。
"これ以上に高尚で、かつ低級で、閉ざされていて不浸透なスタイルはない"―デイヴィッド・トゥープ (The Wire)
『ラヴ・イズ・オーヴァーテイキング・ミー』
アーサー・ラッセルの1970年代初頭の彼の最初の作品から、91年の生前最後の自宅での録音まで、完全未発表のデモや宅録作品全21曲をコンパイル。伝 説的プロデューサー、ジョン・ハモンド (ボブ・ディラン等)の録音による作品に加え、ジェリー・ハリスン (トーキング・ヘッズ)らを擁したフライング・ハーツとしての録音作も収録。ポップ、フォークからカントリー調のナンバーまで、天才アーサー・ラッセルの 頭の中が窺えるなんとも興味深い作品集である。もっとも貴重であると同時に、もっともわかりやすい側面を捉えたアーサー・ラッセルのコンピレーション!
■初回限定生産
■紙ジャケット仕様
■英文解説・対訳付
ARTHUR RUSSELL / アーサー・ラッセル