CARL CRAIGのRETROACTIVEからデビューを果たし、「EARTH & NIGHTFALL」(R&S)や「TEN DAYS OF BLUE」(PEACEFROG)、PLACID ANGELS名義の「CRY」など90年代前半~中盤にかけて粒揃いの傑作アルバムを発表、デトロイト・テクノ・ファンを中心に今な熱烈な支持者の多いベテラン・JOHN BELTRAN。それまでのキャリアを総括するべく2011年にオランダの名門・DELSINからリリースされた「AMBIENT SELECTIONS 1995 - 2011」は瞬く間にソールドアウト、いまだにWANTの声が絶えない。本作「「AMAZING THINGS」は2006年の「HUMAN ENGINE」以来、実に7年ぶりとなる新曲のみで構成されたファン待望のオリジナル・ニューアルバムで、アンビエントへと回帰した近年の彼の本領が遺憾なく発揮された大傑作! 前作から機材を一新したことでサウンドはより細かなニュアンスを表すことが可能になり、色彩感豊かな表情を見せてくれます。生ドラムやストリングスが躍動する雄大なサウンドスケープM-2"Clouds Pull"、名曲"Collage Of Dreams"を彷彿とさせるノスタルジックでメロディーに胸を締め付けられるM-3"Het Leven Is Mooi"、影響を受けているというFOUR TETばりにオーガニックかつエモーショナルなブレイクビーツを響かせるM-5"Seasons Go"やまるでSEA & CAKEのようなソフトロック・テイストのM-7"Esperanto"など、全曲が圧倒的なクオリティーを有したJOHN BELTRAN節炸裂の会心作!! 全ミュージックラバーに届けたい、早くも本年ベストクラスの作品です!
