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たくましいエネルギーに満ちた西洋の模倣ではない“音楽”がこの国にはある!
誇り高き独創的音楽としての“河内音頭”、その歴史と背景を説きながら解いていく斬新かつ情熱的な、比類なき河内本
江戸時代、大阪の河内で生まれたそれは、日本のあらゆる郷土芸能、民謡とは一線を画す。大阪以外の場所でも人気を博し、いまやあらゆる音楽ファンのあいだで話題にされている。40年ものあいだこの音楽を研究し続けてきた著者によるまさに待望の書き下ろし。
※巻末には河内音頭をポップ・カルチャーの土壌で論じた先達、朝倉喬司による「河内音頭」講義録も収録
【著者】鷲巣功
1954年静岡市生まれ。ライター、ラジオDJ、イベント制作、CDのプロデュースなどなど。80年代はランキン・タクシーのマネージャー、またほぼ同時期に河内音頭の研究と普及活動もはじめる。現在は首都圏河内音頭推進協議会の議長を務める。高校時代に静岡ロックンロール組合を結成、1973年に発表した
自主制作盤『永久保存盤』は2008年に再発されている。
ELE-KING / エレキング